豚バラブロックを丸ごと揚げる？！タイ料理から学ぶ今直ぐ真似したいレシピ

こんにちは。現在タイに在住している心理カウンセラー/料理研究家の室橋歩美です。

豚バラブロックを使った和食の定番といえば、多くの方が豚の角煮を思い浮かべるかと思います。じっくり煮込み、味が染みた柔らかい角煮は本当に美味しいですよね。

角煮以外を作るにしても豚バラブロックは煮る・焼く・炒めるの3パターンでしか調理してこなかった私は、タイに在住し屋台で頻繁に見かける”硬くて茶色い豚バラブロック”に目が釘付けになりました。

「あれは何だろう」

その正体はタイ語でムークローブ(หมูกรอบ)という、豚バラブロックを茹でて、干して、揚げたタイ料理でした。
豚バラブロックを揚げ、スライスして、そのままつまみとして食べるムークローブ。

御飯に乗せてタレをかけて食べる「カオムーグローブ」

スライスしたムークローブをさらに野菜と炒めたタイ料理もありますし、バミー(日本でいうラーメン)のトッピングとして登場したりすることも。

ムーグローブ入りの炒飯

タイ国内ならムークローブはどこでも食べることが出来ます。

表面はカリカリなのに中はとてもジューシー。何故日本には豚バラブロックを揚げる文化がないのか不思議なくらい、美味しい。

作り方は簡単です。
角煮を作る時同様に、豚バラブロックを茹でた後、水気をしっかりと切り油でじっくり揚げるだけ。皮がブツブツになるのが出来上がりの目安です。
スライスし塩胡椒して食べても充分に美味しいです。タイ料理のように、炒めものやサラダに混ぜても美味しいです。

是非一度、騙されたと思って「ムークローブ」を作ってみて下さい！