本格タイ料理「カオクルックガピ」を自宅で作ろう！ (カラフルで美味しいタイの混ぜご飯レシピ)

こんにちは。タイ在住料理研究家の室橋歩美です。
「カオクルックガピ」と聞いて、あーあの料理ね。と思う日本人の方が少ないかと思います。

カオクルックガピとは、

カオ＝ご飯
クルック＝かき混ぜる
ガピ＝海老味噌

という名前からわかる通り、海老味噌炒飯と野菜やお肉を混ぜたタイ料理です。辛くないので子供も食べることができ、韓国ビビンバよりも老若男女食べやすい料理だと思います。

そんな美味しいカオクルックガピを日本在住の皆様にも食べて欲しいので、今回は日本で作れるカオクルックガピのレシピをご紹介します。

材料（2〜3人分）

・冷やご飯 1.5合(約450g)
・海老味噌大1
・にんにく 2片
・赤玉ねぎ 1/4個
・いんげん 6本
・干しエビ大2
・胡瓜 1/2本
・青マンゴー 1/4個
・卵 1個
・豚ロース肉(豚バラ可) g
・醤油、黒糖、料理酒各大1
・鷹の爪輪切りお好み
・ライムお好み

作り方

①【野菜等】赤玉ねぎは薄切り、いんげんは小さく斜め切りか輪切りにし軽く塩胡椒で炒める、干しエビは乾煎り、胡瓜は薄く輪切り、青マンゴーは細めの千切り、卵は錦糸卵にする。
※青マンゴーも中々日本では手に入らないかと思うので、林檎で代用して下さい。

②【お肉】豚肉は一口大に切り、醤油、黒糖、料理酒で赤みがなくなるまで炒める。

③【炒飯】にんにくはみじん切りにし、フライパンで炒め香りが立ったら海老味噌を加えて軽く炒めてから冷やご飯を加えてよく混ぜ炒める。

④お皿の中央に炒飯を盛り、周りに野菜とお肉、鷹の爪やライムを並べて出来上がり。
※ライムがない場合はレモンで代用して下さい。

海老味噌は中華料理に使う「蝦醤」を使用して下さい。タイでは「ガピ」と呼ばれています。
お肉を炒める際の調味料は本来ならば黒醤油を使いますが、日本で中々売っていないので黒糖を使用しています。

より近い味を目指すならば黒糖を黒蜜に代えて下さい。(黒蜜ならば100均でも購入可能）タイではいんげんを生で食べるので、本場のカオクルックガピは生のいんげんが使用されています。本場に寄せたい方は是非生いんげんを使用してみてください。