2019年8月30日 更新

抗酸化成分たっぷりの植物性食品はアンチエイジング効果あり!

細胞の老化防止は体内から!

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加齢による体の変化は生物の宿命です。
とはいうものの、できるだけ長く、元気で若々しくいたいと願いますよね。

皮膚のしわやたるみ、関節炎、物忘れなど、年齢を実感させられる多くの現象には活性酸素が影響しているといわれています。
活性酸素は人体に有害な物質で、ほかの分子を「酸化」して周囲の組織を傷つけます。それがさまざまな老化現象となって現れるのです。

たとえば、動脈硬化は血管の老化現象といえますが、活性酸素が血液中のLDLコレステロールを酸化することで進行するといわれています。

抗酸化成分が豊富な食品を摂取しよう

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老化を防止し、若さを維持するためには、心と体が健康であることがいちばん重要なポイントです。
規則正しい食事、生活、運動の習慣は健康の支えになります。

老化を促進させる活性酸素を無害化する成分が抗酸化成分です。
体内でも抗酸化作用のある酵素がつくられますが、年齢とともにその量が減るため、食事で抗酸化成分を充分に補いましょう。

抗酸化成分には、カロテノイド、ポリフェノール、イオウ化合物、ビタミンC・Eなどがあり、野菜や果物、種実、茶など、おもに植物性の食品に含まれています。
植物はつねに紫外線を浴びており、活性酸素の害から身を守る必要があるため、これが豊富なのです。

抗酸化成分は組み合わせて摂ると効果が高まるため、いろいろな食品から摂取しましょう!

抗酸化成分たっぷりの植物性食品

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カロテノイド
β-カロテン・リコピン・ルテインなど
にんじんは抗酸化力の強いα-カロテンやβ-カロテンなどが豊富で、野菜の中でもトップクラスです。

ポリフェノール
アントシアニン・イソフラボン・カテキン・リグナンなど
大豆にはイソフラボンが含まれ、更年期障害や骨粗鬆症、がんの予防などに有効です。
ごまにはポリフェノールの一種であるリグナンが豊富。強い抗酸化力があります。

イオウ化合物
アリシン・硫化アリル・イソチオシアネートなど
キャベツにはイソチオシアネートが含まれ、抗酸化作用のほか、抗菌作用、疲労回復効果などもあります。

ビタミンC
野菜・果物など

ビタミンE
魚介・植物油・ナッツなど

効果的な食べ方

抗酸化成分の特性を生かして調理
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野菜などの色素成分であるカロテノイドの多くは脂溶性です。油脂といっしょに摂取すると吸収率が高まります。
一方、苦味・渋味・香り成分であるポリフェノールやイオウ化合物の多くは水溶性なので、この特徴を生かした調理法がおすすめです。
抗酸化ビタミンはいっしょに摂る
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β-カロテンはカロテノイドの一種ですが、体内でビタミンAに変わるのでビタミンの一種としても分類されます。β-カロテン、ビタミンCとEの3種は抗酸化ビタミンと呼ばれます。
これらはそれぞれに強い抗酸化作用がありますが、いっしょに摂取するとそのパワーがいっそう増強します。
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この記事のライター

たつかわひな たつかわひな

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