臨月になると1週間ごとにからだが変化するため、妊婦健診も週に1回のペースで行われるようになります。お産に向けて新しく加わる検査や推奨されることもあります。今回は臨月の妊婦健診の気になる検査内容についてまとめました。
内診
子宮口のかたさや開き具合をチェックして、お産の準備ができているかどうかを確認します。ママたちの間で「内診グリグリ」などと呼ばれているものがありますが、これは卵膜剥離という処置で、基本的には予定日近くまたは予定日を過ぎても子宮口がかたく、出産が始まる傾向がないときに行われる処置です。医師の方針によっては、予定日前でも内診のたびに行われる場合もあります。
骨盤X線検査
赤ちゃんが下がってこない場合や、赤ちゃんの頭の大きさより骨盤が狭いと疑われるときに行う検査です。児頭骨盤不均衡や狭骨盤を診断します。X線が赤ちゃんに影響を与えることはありません。
NST(ノンストレステスト)
予定日近くに行われる検査で、分娩監視装置という医療機器をおなかにつけ、赤ちゃんの心拍数をモニターし、赤ちゃんが分娩のストレス(子宮収縮)に耐えられるかを検査します。
異常が出た場合には「胎児機能不全」といい、赤ちゃんが分娩のストレスに耐えられない可能性があり、帝王切開分娩になることもあります。また、検査ではママの子宮収縮の状態も知ることができます。
検査は、陣痛などのストレスを感じていない状態でベッドやリクライニングシートに横になり、胎動があったときにボタンを押します。所要時間は約20~40分ほど。この装置は分娩時につける「分娩監視装置」と同じです。
異常が出た場合には「胎児機能不全」といい、赤ちゃんが分娩のストレスに耐えられない可能性があり、帝王切開分娩になることもあります。また、検査ではママの子宮収縮の状態も知ることができます。
検査は、陣痛などのストレスを感じていない状態でベッドやリクライニングシートに横になり、胎動があったときにボタンを押します。所要時間は約20~40分ほど。この装置は分娩時につける「分娩監視装置」と同じです。
まとめ
臨月からは週に1回になる妊婦検査。新しく加わる検査もあるので、気になる検査内容はあらかじめしっかりチェックして置くと安心です。