2020年7月12日 更新

【熱中症対策】自分の力で体調管理ができるような言葉がけを意識しよう!

これからの暑い季節、子どもが自分の力で体調管理できるよう“自分で考える力”を育む方法についてご紹介します。

真夏の熱中症予防は重要!お母さんの心配を減らすためにできることは?

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暑い夏、子どもの体調管理は大切です。

汗をかいたら服を着替えさる。
時間を決めて水分補給をさせる。

我が子が熱中症にならないように毎日、四六時中気を配っていることでしょう。外遊びの時に帽子を被せようと、必死に子どもを追いかけるお母さんを目にすることもあります。

赤ちゃんや子どもが小さい時は、常にお母さんが子どもの体調に気を配る必要があります。赤ちゃんは自分で体調管理はできませんからね。

しかし、大きくなるにつれて…子どもが少しずつ自分で考えて体調管理ができるようになれば、心配が減ると思いませんか?

優しいお母さんはお世話好き。その優しさが考える力を育ちにくくさせる

ブランコで遊ぶ少女

ブランコで遊ぶ少女

外で遊ぶことが好きな3歳のNちゃんを連れて、お母さんは公園へ行きました。朝早くに出掛けたものの、真夏日は朝から暑いもの。みるみる日差しは強くなり、気温は高くなっていきます。

お母さんはNちゃんがほっぺを真っ赤にして必死に遊ぶのを嬉しく思う反面、熱中症などの心配が尽きません。

「お茶飲みなさい」
「しんどくない?」

などNちゃんに声をかけ続けます。
おかげでNちゃんは元気に遊び続けることができたのですが、お母さんはすっかり気疲れしてしまったそうです。

真夏の外遊びでお母さんが気にしすぎなくても、子どもが自分の力で体調管理できるようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

指示するのではなく、ヒントを与えて自己管理できる力を育てよう!

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子どもを気遣い、体調不良を防ぐために、お世話をするのは母親ならば当然です。

しかしこれから先も、ずっと付いて回り面倒を見続けることはできません。自分の身を自分で守れる子になるよう、3歳くらいから訓練しておけば安心です。

それには日々の言葉がけが重要になってきます。

子どもが「喉がかわいた」と言った時は「お茶を飲みなさい」と指示するのではなく「喉が乾いたらどうするんだっけ?」と質問に変えてみましょう。

子どもにヒントを与えることで少しずつ自分のことを考える力が育ちます。この質問をし続けることで子供は自分で考えて行動できる力が育ちます。

心配するのは当然!親子で自立してみませんか?

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子育ての目的は、子どもを自立へと導くことです。

子どものお世話を全てしてあげていると、何も考えずに自立できない大人になる可能性があります。大切なのは、子どもが自分のために何をすることが必要か、を考える機会をつくることです。

夏の暑さは命に関わる問題です。だからこそ、子どもが自分自身で考えて行動できるようになる必要があります。今の時期から真夏に向けて、体調管理ができるように声をかけましょう。
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ヒマワリちかちゃん ヒマワリちかちゃん

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