2020年1月28日 更新

【体験レポート】母親学級&両親学級へ行ってきました♪<前編>

出産を控えるプレママさん向けに、妊娠中の健康管理についてや、赤ちゃんのお世話の仕方などを学べる母親学級。今回、筆者も予定日を3ヶ月後に控え、住んでいる市が主催する教室に参加してきました!参加直後のホヤホヤ体験レポをお届けします♪

母子手帳と一緒にもらえる「母親学級」の案内。参加日程は早めに決めておくのが◎

無事に赤ちゃんの心拍が確認でき、ようやく母子手帳を受け取れる瞬間。それはすべてのママにとって、一つの節目とも言える大きなイベントです。

筆者の場合、ひょんなことから通常よりも早めに妊娠が発覚し、胎嚢さえも確認するのがやっとという状況だった妊娠当初。婦人科を訪れては「また1週間後に来てください」と言われ、再び訪れても「また1週間後に…」と、先生の口からも、ハッキリとしたお返事をなかなか聞くことができずにいました。

今振り返っても、「何かあったらどうしよう…」「お願いだから無事に持ち堪えて…」とハラハラしながらただただ祈っていた当時は、とにかく一日一日を長く感じたものです。
だからこそ、ようやく出産予定日が確定し、はじめて「おめでとうございます!」という言葉をかけてもらえた時は、ようやく第一関門を突破したと言わんばかりに、肩の力が抜けました。まだ気が早いですが、特に親しい友人へ妊娠を報告したり、バッグにマタニティーマークをつけ始めたのもこの頃です。
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その後、婦人科の指示のもと、母子手帳を受け取るため、主人と市の保健センターへ。母子手帳交付にあたっては、保健師さんがママ一人ひとりと丁寧に面談をしてくださり、産前産後のさまざまな相談にのってくださいます。

その中でご案内をいただいたのが、そう「母親学級」。筆者の暮らす市では、第一子を出産予定の妊婦さんを対象に、全4回のコースが定期開催されており、都合の良い日程を選んで参加できるようになっています。

各日程にはそれぞれ、対象となるママの妊娠週数が設定されていて、だいたい目安は妊娠5~7ヶ月頃が参加タイミング。母親学級の参加には、基本的に電話での事前予約が必要なのですが、「まだまだ先のことだから、まだいっか…」と考えていると、ついつい忘れてしまいがちなので要注意!

また、筆者が参加したクラスは、朝10時から始まる回と、お昼1時からの回があり、その日はお仕事をお休みしたり、早退させてもらって参加することに。お仕事中のプレママさんは、母親学級参加のために、お仕事の調整が必要となることもあるので、早めに予定を立てておくと安心です◎

子育て知識の習得はもちろん!ママ友との出会いも貴重♡

そして遂に訪れた第1回目の母親学級の日。全4回のコースのうち、初回は「栄養・歯科編」ということで、妊娠中に摂っておきたい栄養素や、口腔ケアの大切さを学びます。所要時間は休憩込みで2時間半。妊婦さんへの配慮がされていて、休憩時間以外も教室からは自由に出入りすることができます。

プログラムは大きく分けて2部構成。前半は保健師、栄養士、歯科衛生士の方がパワポに沿って講義をしてくださる座学の時間で、後半はママさん同士でグループワークに取り組みます。

講義の中では、日頃の食生活の中でカルシウムを十分に摂れているかセルフチェックをしたり、自分の唾液で検査できる「歯虫歯チェック」を行う一コマも。ママ一人ひとりが現状の生活習慣を振り返られるように、プログラムが設計されています。
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そして、後半のグループワークでは、各テーブルごとに、ママさん同士が「現在、悩んでいること」や「妊娠前後で変わったこと」などをテーマに意見を交換。

「妊娠してから、周りにいる妊婦さんによく気づくようになった」「カフェインや生モノなど、普段口にするものに気を使うようになった」など、思わずわかるわかる~!と頷いてしまう、"プレママあるある"が続々登場。

母親学級も初回ということで、最初はお互い探り探りだった参加者のママさん達も、クラスが終盤に差し掛かるにつれて、緊張もほぐれ、和気あいあいとした雰囲気に♪「ベビーカーはもう買った?」「保育園とかもう調べてます?」「うちは託児付きの職場で働こうかと思ってて…」などと、情報交換もたっぷりでき、ひとりで抱えがちな不安を解消できるのもメリットです♡

市区町村が主催する母親学級の場合、参加するママさんは、みなさんご近所にお住まいの方ばかり。産後も、検診や保育園などでお会いすることもあるので、ママ友ができると何かと心強いもの!

母親学級では、ママになるために役立つ知識を学べることはもちろんですが、こうしたママ同士のつながりをつくってくれる機会としても貴重といえます。

パパも一緒に参加する両親学級も!土日開催でお仕事も休まず参加可能♪

その言葉の通り、基本的にはママが一人で参加することが多かった母親学級。でも最近では、夫婦ふたりで協力し合って出産・育児へ臨めるよう、パパも一緒になって子育て知識を学ぶ「両親学級」を開催する市町村も増えています。

筆者が参加した母親学級も、全4回のうち、第2回目はパパと一緒に参加する回でした。開催日も土曜日に設定されているので、平日はお仕事があって時間がとれないパパにも◎筆者も気兼ねなく主人を誘うことができました♪
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パパと一緒に臨んだクラスでは、まずは「沐浴体験」からスタート。新生児をイメージした3キロの重さのお人形を用いて、赤ちゃんの抱っこの仕方から、カラダの洗い方、お着替えまでの一連の流れを学ぶのですが、この3キロが意外と重い!筆者の主人も額に汗をかきながら、頑張ってくれました♡

体験後には、その場にいたパパ達の口々から「これは、ママ一人で洗ってあげるのはキツイね~!」という声が。小さなことですが、こうした経験も、一度やってみないとなかなかその大変さが実感できないもの。両親学級も開始早々、パパのみなさんの育児意識がぐっと高まっていきます。

また、両親学級の一番の目玉と言っても過言でないのが、「パパの妊婦体験」!およそ10キロの重みが入った妊婦ジャケットを着用して、パパが妊婦さんの生活を疑似体験します。
妊婦体験ジャケット着用イメージ

妊婦体験ジャケット着用イメージ

我が家のパパも妊婦さんに変身して、寝っ転がったり、靴紐を結んだりと、身の回りの動作を体験。実際の妊婦さんに近い感覚を再現するため、腰に負荷がかかるように作られたこの特殊ジャケット。そんな衣装に身を包み、会場のパパ達はちょっとした動作をするだけでも、みなさん一苦労のようすでした。

体験後には、「我が家にも、妊婦用抱き枕を買おうと思います!」「玄関には、靴を履くときのために椅子を置いた方がいいかも…」など、パパ達の口からは、身を持って妊婦さんの負担を感じたからこその感想が。

妊娠週数が進むほど、みるみる大きくなるママのお腹。日に日にカラダへの負担が増していく中で、夫婦が協力し合って乗り切るために、こうした体験は大きなきっかけとなるものです♡
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