2023年2月16日 更新

【体験談】子どもの視力低下になかなか気づけなかった理由

子どもは3歳児検診で視力検査をしますが、それ以降は小学校まで検査をしないことも多いのではないでしょうか?子どもの視力低下に気づけなかった体験から、視力検査の重要さについてお伝えします。

近年、子どもの視力低下が増えており、問題視されています。スマホやタブレットの使用が原因なのではと言われることも。しかし、まだ小さい子どもは視力検査も難しく、なかなか視力低下に気づけないこともあります。

我が子たちは2人ともすでにメガネをかけていますが、やはり視力低下にはなかなか気づけませんでした。なぜ子どもの視力低下に気づけなかったのか、筆者の体験談をご紹介します。

息子の場合

息子の視力低下に気づいたのは、小学校の視力検査の時でした。学校では毎年健康診断をするのですが、異常があると診察を促す用紙を配られます。小学校1年生の春、息子がその用紙を持ってきたのが始まりでした。あわてて眼科へ連れていくと、すでに0.5くらいの視力でした。はじめは目薬をさしながら様子を見ていたのですが、改善が見られないためメガネになりました。
幼稚園の頃は特に目が悪いような仕草がなかったため、まさかそこまで視力が低下しているとは思いませんでした。幼稚園くらいまでの子どもはテレビなどが見えていれば、自分の視力低下にはなかなか気づきません。小学校になると黒板が見えづらいことで気づくケースが多いですが、1年生の始めは先生も大きな字で書くことがほとんどです。そのため、多少目が悪くても字が読めてしまうようです。
息子も自分では目が悪いとは思っていなかったらしく、眼科で視力検査を受けてショックを受けていました。筆者も夫も目が悪いため、遺伝もあるのかなと思います。視力の悪さが遺伝することを想定して、もっと注意深く観察してあげれば良かったと後悔しています。

娘の場合

娘の視力低下に気づいたのは、年長の夏頃です。息子の経験があったため、娘の視力には日頃から注意しているつもりでした。買い物中に遠くの看板を見せて「あの文字読める?」というように、視力の確認をしていたのです。そのたびに娘は文字をしっかり読んでいたので、ちゃんと見えていると安心していました。
しかし、ある日のこと、娘の担任の先生から「○○ちゃんは視力が悪いということはありませんか?」と声をかけられました。探し物をしている時、場所を指差しても探し物に気づけないことがよくあるというお話でした。
最初はただ探し方が下手なだけだろう…と思っていたのですが、念のため家で視力検査をすると、なんと右目だけが極端に視力が悪いことが判明しました。眼科での診察の結果、どうやら今まではほぼ左目だけで見ていた状態だったようです。左目だけは良く見えていたため、まさか視力が低下しているとは夢にも思いませんでした。
それからは娘もメガネ生活ですが、年長で気づけて本当に良かったです。両目だと遠くの文字まで読めていたので、きっと小学校の眼科検診まで気づけなかったでしょう。娘の担任の先生には、本当に感謝しています。
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この記事のライター

うしゃ うしゃ

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