2021年9月24日 更新

夢中になるのはどうして?ここがスゴイよ!Eテレ「おかあさんといっしょ」

朝と夕方にママを救ってくれる番組と言えば「おかあさんといっしょ」ですよね。この番組が嫌いという子どもは聞いたことがありません。それもそのはず、実はすごく考えられて作られた番組なんです!

子どもたちへ送る勇気のエール

子どもたちを取り巻く環境はうまくいかないことだらけで、落ち込んでしまうことも多くあると思います。そんな時に諦めないことの大切さを教えてくれる歌が「おかあさんといっしょ」の中にはたくさんあります。

例えば「すすめ!すってんすっく」(作詞・桑原永江 作曲・吉田ゐさお)という歌。
しっぱいは やってみた しるし
しっぱいは がんばった しるし
むねを はって ポーズを きめて
ニヤり もっぺん レッツゴー!
失敗していいんだよ、失敗は決して恥ずかしいことではないんだよ。と挑戦する勇気とエールを感じさせてくれる歌で、私も自信のないことに挑戦しなければならない時に、自然とこの歌を思い出します。何度も何度も挑戦することの大切さと楽しさを教えてくれる歌詞に勇気をもらえる、筆者も子どもも大好きな一曲です。

いつでも変わらない、子どもたちを包む最上級の優しさ

この番組を作っている方、出演している方、見ている親子みんなが同じ気持ちで目の前にいる誰かの幸せを願い、優しさで包みたくなる素敵な歌が「おかあさんといっしょ」には散りばめられています。

例えば「ネガイゴト」(作詞・坂田修一 作曲・坂田修一、編曲・池毅)という歌。
どこかでないてるひとが たくさん
いるってきいたら たのしくなくなった
そうだ(そうだ) ひとつだけ(ひとつだけ)
ネガイゴト

かなうんだったら いっちゃおうかな

それはみんなが みんなシアワセに
なりますようにと ネガイゴト
これで かいけつ!
きまったね!
バラード風の始まりで静かな曲かと思いきや…途中でアップテンポになり、おにいさんとおねえさんが2人で歌い上げる曲です。お二人はいつも優しいのですが、この曲を歌う二人の表情には「歌のおにいさん・おねえさんとしての願い」も込められているようで聞き入ってしまいます。

「おかあさんといっしょ」はできれば親子で一緒に見てほしい!

gettyimages (281401)

「おかあさんといっしょ」が始まると子どもがテレビに熱中してくれるので、筆者は家事の時間に当てていました。しかし、たまたま手が空いた時に一緒に歌ったり踊ったりしていると、子どもはいつもより楽しそうな表情を浮かべ、「この歌、知ってるよ」とはしゃぎます。

そんな姿を見て、「おかあさんといっしょ」は「親子で一緒に見ると、いっそう楽しい」ということに気付かされました。以来、我が家ではなるべく一緒に見て楽しむように心がけています。

もちろんいつもというわけにはいかないかもしれませんが、おにいさん・おねえさんたちはがんばるママの味方!その歌声や体操の力を借りて、今日も子どもと一緒に楽しむ時間を作っていきたいですね。
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この記事のライター

星好きあこ 星好きあこ

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