2021年9月18日 更新

2021年秋は“自粛むくみ”に注意!内科医・工藤孝文先生が語る、むくみ対策の味方「トマトジュース」の効果とは

2021年秋に増える“自粛むくみ”を引き起こす三つの原因とは?工藤先生監修のむくみやすい体になりやすい人チェックリストや、むくみ対策の味方「トマトジュース」を使った簡単レシピも紹介します。


原因③ 季節の変わり目の冷えと気温差による自律神経の乱れ
過ごしやすい秋とはいえ、まだ汗ばむ日もあり夏を引きずった生活やファッションをしてしまいがちです。夏の感覚のまま冷たいものを摂り過ぎたり薄着 や素足の生活をしていると体を冷やし、血行が悪くなって結果むくみを起こす原因となります。

また秋は低気圧と高気圧が交互に通過し、気温が乱高下します。この気温差が自律神経の乱れを起こしてしまい、体内の水分調整がうまくできず、むくみを起こしてしまうと考えられています。

Q. 最近よく言われている“秋バテ”って?

夏バテ、秋バテといわれているのは、西洋医学ではいわゆる自律神経失調症(&消化器官の低下)と言われ、自律神経が乱れている状況のことを指します。夏バテはエアコンと外気温の温度差によって自律神経が乱れることで起こり、秋バテは低気圧と高気圧が交互に通過することで気温が乱高下し、その気温差によって体が対応できず自律神経が乱れることで起こります。(工藤先生)

【工藤先生監修】むくみやすい体になりやすい人チェックリスト
 (280814)

むくみ対策にはカリウム豊富な「トマトジュース」がおすすめ!

カリウムにはナトリウムによる血圧上昇を抑制したり、細胞の浸透圧を調整することで体内の水分のバランスを調整する働き、ナトリウムと相互に作用して筋肉の動きを正常に保つ働きがあります。そのために血流や水分バランスが原因のむくみにも最適な栄養素です。

カリウムは野菜類や果物類、海藻類など植物性の食品に多く含まれています。カリウムを手軽に摂取ができるものとして、「トマトジュース」がおすすめです。トマトジュース1パック(200g)あたりカリウムを約520㎎(※1)補給できます。日本の成人に必要と言われている接種目安量(男性:2,500mg/日、女性:2,000mg/日)を毎日摂るためにも活用できます。
※1:日本食品標準成分表参照
※2:厚生労働省が「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で定める食事摂取基準P273~274
日本成人 男性の摂取目安:2,500mg/日 女性の摂取目安:2,000mg/日
厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」の結果P68~69
日本成人(20~30代) 男性の摂取平均:約2091mg 女性の摂取平均:約1832mg(小数点第1位四捨五入)

トマトより「トマトジュース」の方が手軽にむくみ抑制できる!

トマトジュースは実はトマトより手軽にむくみに効果があるカリウムを摂取できます。トマトM1個(165g)の摂取とトマトジュース1パック(200ml)の摂取を同じ手間と仮定した時、下記のような差があります。
トマトとトマトジュースの栄養価の違いを比較!ー管理栄養士永吉 峰子 (280821)

トマトジュース(200ml)は、トマトM1個(165g)に比べて、カリウムが約1.5倍含まれます。
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