2020年3月26日 更新

ママに嬉しい栄養の宝庫「たけのこ」を食べて、春を元気に迎えよう!

春の旬の味覚のひとつ「たけのこ」には、体にうれしい栄養成分がたっぷり!季節の変わり目で、ちょっぴり不調気味なママや、体調管理に気をつけたいプレママのみなさん、たけのこで美味しく、春支度をはじめませんか?

意外と知られていない!?生命力あふれる「たけのこ」の栄養成分

春先にぐんぐん伸びて、すぐに親竹よりも高くなる「たけのこ」は、"竹の子の親勝り"なんてことわざもあるほど、生命力で溢れ、成長スピードが速いことで知られています。

寒い冬の間に、成長に必要な栄養素をたっぷり蓄えて、春に備えるたけのこ。そこには、私達の体にも嬉しい健康成分がぎゅっと凝縮されています。

春野菜が旬を迎え、たけのこを使ったレシピなども、テレビや雑誌で取り上げられることが多くなりましたが、意外と触れられる機会が少ないのが、その健康効果。そこで今回は、たけのこに含まれる栄養素のうち、特に"ママの元気をサポートしてくれる"成分をご紹介します!

食物繊維

たけのこ特有のあの"シャクッ"とした食感を支えているのが、実は食物繊維。たけのこに含まれるのは、その中でも「不溶性食物繊維」と呼ばれる種類のもので、胃や腸で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激することでお通じを促してくれる効果があります。

ただし「不溶性食物繊維」は、それだけ摂っていると下痢を起こしやすいとされているため、「水溶性食物繊維」と一緒に採るのがオススメ。整腸作用をもつ「水溶性食物繊維」は、海藻類などに多く含まれているので、たけのことワカメでつくる『若竹煮』などは、まさに理に適った健康メニューなのです!

「カリウム」の含有量が野菜類の中でもトップクラス!

高血圧の予防や改善に効果的な「カリウム」。妊娠中のママであれば、意識して摂っている方も多いのではないでしょうか?そんな、カリウムはたけのこにも豊富に含まれていて、なんとその含有量は、ほうれん草や枝豆と並んで、野菜類の中でもトップクラス!さらに、たけのこは茹でてもカリウムが減りにくいのも特徴です。

旨味成分「アスパラギン酸」

たけのこの美味しさの秘密、そのひとつは旨味成分「アスパラギン酸」にあります。

アミノ酸の一種であるアスパラギン酸は、その名の通り、アスパラガスにも豊富に含まれている栄養素。疲労物質である"乳酸"をエネルギーに変換する効果があるとされているので、疲れやすい妊婦さんや、育児をがんばるママにもオススメです!

さらにアスパラギン酸は利尿作用もあり、その昔エジプトでは、利尿薬として用いられていたこともあるほど。「最近むくみが気になる…」というときには、たけのこの力を借りてみて。

集中力UPに「チロシン」

最後に、たけのこらしい栄養素といえばコレ!「チロシン」です。その名前を聞いたことがない方も、たけのこを切ったとき、内側に白い粉のようなものが付いているのは、きっと目にしたことがあるはず。あの白い粉の正体が、ずばりチロシンなのです。

そんなチロシンもアミノ酸の一種で、ストレスを緩和したり、脳を活性化して集中力を高めてくれる働きがあります。気温や気圧の変化で、頭がぼーっとしてしまいがちなこの季節。たけのこを食べて頭もシャキッと切り替えましょう!
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