2019年8月28日 更新

妊娠と病気が重なったとき【ぜんそく・B型肺炎】について

持病を抱えての妊娠や、妊娠中に病気になって場合は?妊娠生活や赤ちゃんにどんな影響があるの?

妊娠中に病気にかかってしまった場合や、妊娠前から持病を抱えていた場合、妊娠生活や赤ちゃんにどんな影響があるのか気になりますよね。どのように過ごせばいいのかチェックしておきましょう。今回は【ぜんそく】【B型肺炎】についてです。

せんぞく

ぜんそくは妊娠前から重症だった人ほど妊娠中に悪化しやすいため、吸入薬や内服薬などは妊娠後も指示どおりに服用しましょう。これらの薬は赤ちゃんに悪い影響は与えません。また、ぜんそくの影響で赤ちゃんの成長が遅れたり、早産や難産になりやすいという心配もありません。ただ、陣痛促進薬のプロスタグラディンには気管支を収縮させる作用があるため、ぜんそくの人は使えません。

B型肺炎

B型肺炎に感染しているかどうかは、妊娠初期に行われるHBs抗原検査によってわかります。HBs抗原(B型肝炎ウイルス)を持っていても発症していない人を、キャリアーと呼びますが、キャリアーの人であっても胎盤を通じて赤ちゃんに感染することはほとんどありませんし、妊娠経過への影響もありません。

ただし、出産時に産道を通るときに感染する可能性があります。そのため、誕生直後に赤ちゃんが感染していないことがわかれば、免疫グロブリンを注射し、ワクチン接種を行います。

まとめ

妊娠中は、赤ちゃんに影響がないかどうか色々な事に気をつかい、不安になるものです。まずはしっかりと知ることで知識を持ち、少しでも気がかりを解消して、明るく楽しい妊娠生活を送りましょう。


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