【メルカリ中級編】値下げ交渉をしてみよう (page 2)

値下げ交渉のコツ

「値下げを成功させるコツ」とまではいきませんが、値下げを自然に受け止めさせるコツをご紹介します。

まずは商品の質問から

出品者の立場からすると、商品に関する質問をされると、少なからず「この人に買ってもらえると嬉しい」という気持ちになります。質問に答えた手間の見返りが欲しくなるのと、コミュニケーションを取った相手への愛着が湧くためです。

そして、質問者が自分の返答によって疑問がクリアになり、この商品を購入したいとなれば、是非、この人に譲りたいと思ってしまうのが人情です。

質問にも答えてもらった上に、値下げまでお願いして申し訳ないとは思わずに、「ここが値下げをお願いする絶好のタイミング」だと思って、思い切って交渉してみましょう。

私は値下げ交渉の前に、あえて質問することも多いです。出品者がどういう人かも、その対応から伺うことができます。

なるべく希望の金額を提示する

よくあるのが、値下げ額を提示しない値下げ交渉です。

「少しお値下げをお願いできませんか？」
「お値下げは可能ですか？」

など、出品者としては正直困ります。

値下げを断られても買う気がある場合で、本当に気持ち程度の値下げでも良いと思うなら、それもアリだと思います。でも、こういう質問をする人は、少額の値下げでは「検討します」と言って買わない人が多いです。

そうなると、出品者としてもいい気はしませんし、値下げ交渉としても失敗しています。できることなら具体的に額を提示しましょう。

常識の範囲内の値下げ交渉額

500円位の商品→20円〜100円
1000円→50円〜250円
5000円→100円〜800円

このくらいが常識の範囲の値下げ額だと思います。売れ残っている様子ならもう少し強めに出ても大丈夫です。

あまり大幅な値下げ交渉を行うと、「非常識な人」と認識され、取引自体を拒否される場合があるので、気を付けましょう。

1000円以下の商品は送料と手数料も加味して交渉しましょう。大きい物は送料がかかるので、提示された値下げ額だと赤字になってしまうということも多いです。

私の値下げ交渉テンプレ

例えば、娘の服だとこんな感じです。

「こんにちは。コメント失礼します！こちら、生地は薄手でしょうか？真冬まで着られる物を探しています。」
↓
出品者の返事
↓
「丁寧なお返事ありがとうございます。わかりやすいです。こちら、○○円にお値下げお願いできないでしょうか？」

私は割とあっさり軽く交渉します。
「不躾なお願いで恐縮ですが」「厚かましいお願いをして申し訳ありませんが」など、丁寧な言葉を遣う方もいらっしゃいますが、個人的には、値下げをそんなに「重いお願い」扱いしない方が、出品者も軽く受けられると思います。