2020年7月29日 更新

生き物が大人になるまでの驚きの成長戦略!知ると人間が見えてくる1冊『生き物が大人になるまで』

ベストセラー『生き物の死にざま』の著者がつづる、生き物が大人になるまでの驚きの成長戦略の数々を紹介する最新刊『生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学~』発売!

命のバトンを渡していく、という使命

生物としてみてみると、子どもは大人になるために生き、大人は子どもを作るために生きています。生命は、それをただ繰り返しているだけなのです。生物の親は、子どものために命をも捧げます。

しかし、親のために子どもが自らを犠牲にする生物はいません。ましてや、未来の世代を犠牲にして、今を生きようとする生き物はいません。もしいるとすれば、それは人間だけです。
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生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学~では、驚くほど多様で面白い生き物の成長の仕方から、人間にとっての「成長」とは何か?また、人間とは何か?を考えるきっかけになる1冊です!
【目次】
第一章 大人と子供はどこが違う?

・大人は子どもより大きいのだろうか
・早く大人になるって、いいことなの?
・赤ちゃんがかわいいのは、なぜだろう?
・クモが子育てをする理由
・マンボウがたくさん卵を産む理由

第二章 「遊び」と「学び」
・カマキリの赤ちゃんも遊ぶのだろうか
・どうして、トンボは学習しないのだろう?
・生物の脳は、AIに負けてしまうのだろうか
・チーターの子が、遊ばなければならない理由
・カワウソは教わらないと泳げない…らしい
・これ、何だ?
・二億年前には、国語も算数もなかった
・カバの口が大きい理由
・ゴリラのボスは、育メンらしい

第三章 「ふつう」ってなんだろう
・くっつき虫の実の中を見たことがありますか?
・脳は「たくさん」が苦手
・ゾウとキリン、大きいのはどちら?
・ふつうのイヌって、どんなイヌだろう
・タンポポが綿毛を飛ばす本当の理由とは
・キツネの親が豹変するとき
・人間の子育て期間が長い理由
・生物にとって大人とは何なのだろう
・おばあさんが人類を進化させた?

第四章 成長の計り方
・このアサガオの成長を計りなさい
・雑草は踏まれても立ち上がるって、本当?
・根っこが伸びるのは、いつなのか?
・草花を育てるとき、成長を止める理由
・千年生きる木は、どう成長しているのだろう
・穂を出したイネは、もう成長しないのだろうか
・成長するってどういうこと?

第五章 成長する力は、どこにある?
・「人は成長しなければならない!」って、本当?
・昔の人は、イネを作らなかった?
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