2023年9月29日 更新

【2人目保活】兄弟一緒の保育園に“転園”を成功させた我が家の「再保活」とは?

兄が通う保育園に1度は落選してしまった1歳の娘。そんな娘が4月入園枠で兄弟一緒の保育園に合格するまでの軌跡と、我が家が行った具体的な保活方法をご紹介します。

我が家には4歳の息子と1歳4ヶ月の娘がいます。

当時、娘が「1歳」になるタイミングで、4歳の兄が通う保育園に入園申込を出しました。「兄弟がいるからきっと受かるだろう」という親の期待もむなしく、申し込み多数により“第一希望の保育園に落選”してしまった娘。
▼当時の詳しい経緯はこちらの記事をご覧ください。
落選後、兄弟一緒の保育園に入園できるよう様々な取り組みを行った結果、今年の4月からは晴れて兄弟一緒の保育園へ通えることになりました!
今回は、兄弟一緒の保育園に入園できるよう我が家で行った「2人目の再保活」への取り組みについてご紹介します。
※保育園入園に必要な「点数」の計算方法はお住まいの自治体によって多少異なります。詳しくはお住まいの自治体が公開している入園案内をご確認下さい。

2人目が兄弟一緒の保育園に落選。その後行った「再保活」の内容は?

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我が家では、2人目の娘が兄と同じ保育園に落選してしまった後、兄弟一緒の保育園に入園(転園)できるよう「再保活」を行いました。その取り組み内容を詳しくご紹介します。

兄弟別々の保育園に通い「点数」の減点を防ぐ

筆者の住んでいる地域は「待機児童問題解消」のため、認可保育園が複数新設されています。そのため、兄弟別々の保育園ではあるものの、娘も一応は保育園に入園することができました。
筆者がなぜ兄弟別々の保育園になっても娘の入園を決めたかというと、筆者の就労形態が「在宅ワークが可能な個人事業主」であったことが理由です。
筆者の住む自治体では、この働き方は同伴就労(自宅で子どもをみながら働ける状態)ができると判断され、入園に必要な「点数」の減点対象とみなされます。

就労形態の問題もあり筆者の保活は不利な状態でしたが、子ども達が別々の保育園に通い始めたことで、同伴就労可能を理由とした「点数」の減点を防ぐことに成功しました。

兄弟一緒の保育園に「転園希望」すると加点対象になる

「兄弟別々の保育園に通っており、一緒の保育園へ転園を希望する場合」は加点対象となります。娘が息子とは別の保育園に通い始めた後、兄弟一緒の保育園に転園希望を出したので、我が家も加点の対象となりました。

諦めず兄弟一緒の保育園に申し込みを続ける

保育園入園に必要な「点数」の加点にはなりませんが、保育園申し込みを続けている期間が長いほど「点数」が横並びの時に優先順位が上がります。娘が兄弟別の保育園に入園後すぐに転園希望を出し、優先順位が下がらないように気を付けました。

娘の保育園給食の「食物アレルギー対応」が合わず自治体に相談

筆者の息子には、鶏卵・ゴマ・そば・ピーナッツなどの食物アレルギーがあるものの、息子が通う保育園の給食には、そば・ピーナッツがでることはありません。一方、娘が通うことになった私立の認可保育園の幼児食給食には、そば・ピーナッツがでる可能性がありました。

息子に食物アレルギーがある以上、娘にも食物アレルギーが無いとは言い切れません。そのため、1歳の娘は保育園の幼児食を食べることができず、離乳食(後期食)を食べていました。

このような状況から、自治体の保育課へ「そば・ピーナッツが給食に出ない公立保育園(兄と同じ保育園)に転園させて欲しい」と相談を続けていました。

4月に入園枠が増えて、兄弟一緒の保育園に合格!

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☑ 「点数」の減点防止と加点をもらう取り組み
☑ 優先順位を下げない取り組み
☑ 給食の食物アレルギー対応の相談


保活に必要な「点数」が低く圧倒的に不利な状況から、諦めず上記の取り組みを続けた結果、1度は落選した兄弟一緒の保育園に娘を転園させることができました。

これらの取り組み以外にも「0歳から1歳クラスに進級する4月のタイミングで入園枠が増えた」ことが合格を後押ししてくれる結果に。また偶然にも「第一希望者」が定員より少なかったという状態もさらなる追い風になりました。

何度も「兄弟別々の保育園でも構わない」と思った

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筆者は兄弟一緒の保育園に通えるような取り組みを行っていた反面、何度も「このまま兄弟別々の保育園でも構わないかも...」と思っていました。

その理由は、娘が保育園に通うことを楽しんでいたこと・保育園の活動が娘の成長に良い影響を与えてくれていると何度も感じたからです。それでも兄弟一緒の保育園を希望したのは、毎日2箇所の保育園へ送迎するのは本当に大変...という親の事情があったためでした。

もしも兄弟別々の保育園になったとしても、必要以上に焦ったり悲しむことはありません。子ども達はそれぞれの保育園生活をきっと楽しんでくれるはずです。子どもたちの貴重な保育園生活を応援しつつ「家族にとっての最善は何か」を話し合っていきましょう。
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この記事のライター

yuki yuki

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