2024年5月31日 更新

年長の息子がヒトメタニューモウイルス肺炎に!気づいた経緯、我が家の対応方法ご紹介

年長に進級したばかりの息子が、ヒトメタニューモウイルス感染症をこじらせて肺炎に。目に見えないヒトメタニューモウイルス肺炎に気づいた経緯、我が家が行った対応方法をご紹介します。

息子は年長組です。1歳児、2歳児、3歳児クラスの頃はよく保育園で感染症をもらっていましたが、今はほとんど病気をもらわなくなりました。

「5歳になって免疫力もついてきて病気になる回数が減ってきたな」と安心していた矢先、妹から家庭内感染したヒトメタニューモウイルス感染症をこじらせ、肺炎になるほど悪化してしまったのです。

そこで今回は、5歳年長の息子のヒトメタニューモウイルス肺炎に気づいた経緯と、我が家の対応方法をご紹介します。

保育園で流行る感染症をもれなくもらう我が子たち

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我が家の2歳児クラスの娘は、年長の息子の小さな頃と同様に、保育園で流行している感染症を頻繁にもらってくる子です。一方、息子は年長になり、季節性の風邪や感染症を保育園でもらう回数がかなり少なくなってきました。

しかし、娘が保育園でもらってきたウイルスは、家庭内感染によって兄にも容赦なくうつってしまいます。ノロウイルス、RSウイルスなどを娘が保育園でもらい、数日後に娘の看病をしていた筆者とパパが感染し、最後に息子が感染するという悪循環を繰り返してきました。

とはいえ、今年は娘も2歳児クラスに進級し、新しく入園した子もいないので、4月は保育園での「洗礼」のようなことはないと期待していました。ところが、フタを開けてみれば、娘はヒトメタニューモウイルスをもらってきてしまい、今年もまた4月を迎えて早々に、我が家は感染症で家族全滅してしまったのです。

2歳娘のクラスで謎の咳と熱が流行

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我が子たちは感染症をもらいやすい子なので、保育園の先生に流行っている感染症や症状があったら教えて欲しいと、事前にお願いしています。

加えて、息子は風邪をこじらせてしまうと咳が止まらなくなり、吸入をして咳を鎮めている状況です。このような息子の状況を分かってくれているので、先生もこまめに保育園で流行っている感染症があれば教えてくれます。

しかし今回、娘のクラスでヒトメタニューモウイルスが流行っていることを教えてもらえませんでした。しかし、それには訳がありました。その理由は、我が家が住んでいる近くの病院では、ヒトメタニューモウイルスの検査を取り扱っていないこと。加えて筆者が住む自治体の基準では、ヒトメタニューモウイルスは出席停止にならず、回復したときも医師の登園許可証は要りません。そのため、ヒトメタニューモウイルスに感染したかな?と内心思っていても、発熱していなければ、登園できてしまうのです。

このような理由から、娘のクラスでは、4月に入ってから謎の咳が流行しているという事態に...。息子がヒトメタニューモウイルス肺炎と診断されたことをきっかけに、謎の咳の正体が、おそらくヒトメタニューモウイルスだと判明したのです。

年長息子がヒトメタニューモウイルスをこじらせ肺炎になった経緯

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ヒトメタニューモウイルスとは2001年に発見された比較的新しいウイルスです。

症状には個人差がありますが、インフルエンザのような38度台の高熱が続き、RSのような喘鳴があります。気管支炎や肺炎にも繋がるウイルスで、呼吸困難を起こす場合もあります。潜伏期間はおおよそ4日~6日で、1週間~2週間症状が続くと言われています。

娘の場合は軽い鼻水から始まり、寝れない位の咳と38度の熱が3日間続き、保育園は1週間お休みしました。

一方、息子は以下のような症状経過でした。

1~3日目:軽い咳
 ↓
4日目:咳の音が鈍くなる
 ↓
5日目夕方:発熱(38度)
 ↓
6日目朝:熱が下がったので一時安心する
 ↓
6日目夜:再び39度を超える高熱と鈍い咳が止まらず、肺の辺りが痛いと言い始める


軽い咳をし始めてから5日を過ぎた位に、おそらくヒトメタニューモウイルス肺炎まで悪化してしまったのです。もちろん、咳をし始めたときに病院は受診しており、抗生剤と咳止め・淡切りなどの薬を処方されて飲んでいて、保育園を休んで自宅で療養していました。

しかしながら、回復するどころか悪化しているように感じる咳と、今まで38度程だった熱が39度まで急激に上がったことで、筆者は「もしや..」と思いました。翌朝、急いで大病院を受診したところ、ヒトメタニューモウイルス肺炎と診断されたのです。

年長になっても油断禁物

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今回、息子がヒトメタニューモウイルスをこじらせて肺炎になったことで、5歳まで成長して体力と免疫力もついてきたからといって、感染症にかかったら油断してはいけないと実感しました。

加えて、息子の様子がおかしいと感じた時点でいつもの近所にある病院ではなく、医療設備の整った大病院を受診する判断をして良かったと思いました。
成長したお子さんでも、何か様子がおかしいと思ったら、早めに受診する、近所の病院ではなく大病院を受診する、1度受診をしても気になる様子があれば再受診をするといった対応をとれると良いですね。受診をしてみて、何もなければそれに越したことはありません。
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この記事のライター

yuki yuki

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