2021年8月12日 更新

「便秘って怖い!」と痛感させられた、我が子たちの体験談

我が家の双子は息子は普段快便、娘は便秘です。便秘が良くないものという認識は勿論ありましたが、この夏は改めて「便秘って怖い!」と思わされたことが息子と娘それぞれにありました。体験談としてご紹介します。

頻回嘔吐の原因はまさかの便?①普段快便の息子のケース

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7月の暑い日の朝、起床した息子がいつもより大人しく、顔色も優れませんでした。「夜中も暑かったし熱中症になりかけ?」と思い麦茶を飲ませたところ、しばらくして嘔吐。様子見していましたが、何度も繰り返し嘔吐し、力なく横になっている息子を見て流石におかしいと思い小児科に連れて行きました。小児科での待ち時間も苦しそうで、5回目の嘔吐以降はもう吐くものもなく、それでもケポケポとえずいていました。
繰り返し嘔吐したので胃腸炎かな…?と思っていましたが、胸や背中の音を聞いた先生は、息子の下腹部をマッサージし始めました。そして「ここ(左下腹部)にかたいのがあるなあ」と仰って看護師の方に浣腸を指示。しばらくして、大きな便が出ると、急に息子の顔色が良くなって笑顔がもどり、えずくのもピタリと止まったので驚きました!
我が家の息子は、赤ちゃんの頃から2歳11ヶ月の現在までずっと快便です。その時も2日ほど便が出ていませんでしたが、2日便が出なかった事はこれまでも何度もあり、3日目には自力でたくさん便が出せていたので、息子の嘔吐の原因がまさか便とは思いもしませんでした。

吐き気から解放されてすやすやと眠る息子の顔を見て心底安堵しましたし、気付いてあげられなくてごめんね…という気持ちでした。便詰まりが苦しくて嘔吐を引き起こすこともあるのだと、勉強になりました。

お腹の中にゴルフボール大の便がゴロゴロ…②便秘がひどい娘のケース

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前述の息子の双子の相方である娘は、離乳食が終わった頃から便秘に悩まされています。食物繊維たっぷりの寒天を取り入れることで少し改善しましたが、まだまだ便秘状態が続いており、便が5〜6日出ない事もしょっちゅうで、固い便を大泣きしながら出すことも。
そんな日々が続くと、娘の中で「うんち=痛い、苦しい」とインプットされてしまい、足をXの形にして便を我慢するようになってしまいました。ただでさえ便秘なのに、出そうになると我慢してしまいますます悪循環。そこで市販のベビー用浣腸を使い始めましたが、一応出るものの便の量はそこまで多くありませんでしたし、これはもう根本的な治療が必要だと思い小児科を受診しました。
先生が「腸や直腸に、ゴルフボールを何個も詰め込んでいるようなもの。これがくせにならないように、排便機能をしっかり育てていきましょうね。今は良い薬がたくさんありますから、治療していきましょう」と仰って、便を柔らかくする薬を処方してくれました。
一朝一夕に治るものではないので、長い目で見て治療していくことになります。娘は「モビコール」という便を柔らかくする薬を服用することになり、現在一日3包を飲んでいます。

まとめ

小さな頃から便秘をどんどんこじらせると、排便機能を育てることができず、一生便秘で苦しんでしまうこともあるようです。娘のように普段から便秘の子どものみならず、息子のように普段は快便でも、思わぬところで便秘が原因の体調不良が出たりと、思っていた以上に怖い子供の便秘。

娘は現在、毎日薬を服用しているおかげで便が柔らかくなって、便が自力で出せる日も少しずつ増えてきました。まだ先は長いですが、娘が「うんちちゃん出たねえ♪」とポジティブに報告してくれるようになったことが大きな進展です。今後とも娘とともに頑張っていきたいと思います。
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月とレモン 月とレモン

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