『逃げるは恥だが役に立つ』でも話題!?主婦の年収っていくらなの？

2016年10月11日（TBS系・火曜夜10時）よりスタートしたドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」。ストーリーはもちろん、エンディングでのダンスも話題となっていますよね。
今回は、ドラマにも出てくる「主婦（家事）の年収」について考えてみたいと思います。

「逃げるは恥だが役に立つ」ストーリー

「雇用主＝夫」「従業員＝妻」という設定の「契約結婚」がテーマ。
専業主婦として ”就職”することになった森山みくり（新垣結衣）、雇用主である夫・津崎平匡（星野源）は、「契約結婚」が周囲にバレないように、新婚生活を過ごすことが出来るのか？そして、妄想女子とプロの独身男であるウブ男の契約結婚の行方は？…を描いたストーリー。

このドラマの中で、専業主婦の家事労働を年収にすると「304.1万円」というセリフがでてきます。これについて、Twitterでさまざまなコメントが寄せられています。

このドラマを通じて専業主婦の家事労働における平均年収304.1万円(年中無休)の価値が広まったら嬉しい。#逃げ恥 pic.twitter.com/As9GON0zg1
— c (@takosanwinna) October 18, 2016

逃げ恥見たー！なかなか面白い！
専業主婦って年収に換算すると結構な額なんだね...ふむふむ。
— 晴れ女@ツキステロス (@ilovechocomouse) October 11, 2016

昨日の逃げ恥で主婦の労働力を年収に換算すると304.1万円ってセリフ聞いて、自分はそんなに貰えるほどしっかり主婦してないなーと反省したから、今日は頑張ろうと思った朝。
とりあえず、衣替えしながら断捨離するか。
— すう (@su2129) October 11, 2016

主婦の年収、時給ってどのくらい？

内閣府の経済社会総合研究所は、2013年に、家事、介護・看護、ボランティア活動などを指す「無償労働」を金額に換算する試算を発表しています。それによると、専業主婦の場合で304万1000円という結果になったそうです。

ソニー生命保険会社が2016年に20～69歳の女性1,000名に対して、「女性の活躍に関する調査」を行いました。
その中で、「毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか」を聞いたところ、平均額は、「（未就学児の）育児・世話」では1,315円、「（小学生以上の子どもの）育児・世話」では1,109円となり、「食事の準備・後片付け」は997円、「掃除・洗濯」は883円、「お買い物」は804円、「地域社会での貢献」は803円という結果になったそうです。
育児や子どもの世話に対する負担感は、年々上昇している結果も見られたとか。

女性の活躍に関する調査2016｜ソニー生命保険株式会社のプレスリリース

ソニー生命保険株式会社のプレスリリース（2016年3月17日 17時54分）女性の活躍に関する調査2016

主婦の労働時間はどのくらい？

「四訂版／日本の女性データバンク』（財務省印刷局発行）によると、専業主婦の家事労働時間は7時間30分、共働き家庭の妻は4時間33分となっています。専業主婦に比べてワーキングマザーの家事・育児時間は3時間ほど少ないのが現状です。

ただ、掃除や料理にしても人によって差があります。毎日掃除機をかけたり、床などの拭き掃除をするしない、料理の献立によってもかかる時間が異なってきます。また、育児においても、子どもの年齢や人数によっても負担はかなり変わってきます。主婦の労働時間をすべての人が同じ時給で換算するのは難しいと言えます。

主婦の給料はいくらが妥当？

マイナビニュースが会員601名に対し、「逃げ恥」のような仕事をする妻になるとしたら、いくらが妥当かという調査を実施。
回答結果にはばらつきがあり、全体的に10万円～20万円あたりがボリュームゾーンとなったそうです。男性よりも女性の方が高い金額を回答する人が多かったとか。ドラマの設定では、月給19万4,000円。どのくらいが妥当なのでしょうか？