15歳以下の子供がいる世帯なら誰でも受けとることができる「児童手当」。
そこで今回は「児童手当」について、基礎知識や手続きの流れを紹介します。
満額貯めれば約200万円にもなる「児童手当」は、子育てをする上で活用するお金となることは間違いありません。あらかじめ仕組みをしっかりと知っておくのがおすすめです。
「児童手当」基礎知識
「児童手当」ってどんな制度なの?
「児童手当」は、国が育児のための費用を助成する制度です。子供が生まれれば誰でも請求することができ、15歳以下の子供がいる世帯が対象です。ただし、海外留学などを除き、海外に居住の場合は帰国までは支給対象外となります。
もらえる人は?いくらもらえるの?
「児童手当」は、父母等子供と生計を同じくする主たる生計維持者に支給されます。
また、もらえる金額は、中学校卒業までの子供一人につき、3歳の誕生月までは月額1万5000円、それ以降は中学卒業まで月額1万円(第3子以上は月額1万5000円)となります。
尚、所得制限世帯(夫婦どちらかの年収が960万円以上)は月額5000円の支給となります。
また、もらえる金額は、中学校卒業までの子供一人につき、3歳の誕生月までは月額1万5000円、それ以降は中学卒業まで月額1万円(第3子以上は月額1万5000円)となります。
尚、所得制限世帯(夫婦どちらかの年収が960万円以上)は月額5000円の支給となります。
申請する時期は?
子供が生まれたらすぐに、または出生日の翌日から数えて15日以内に申請しましょう。
支給は原則、請求のあった翌月分からとなります。請求が遅れると、1ヶ月分もらい損ねてしまうので注意が必要です。
また、自分の住所がある役所で手続きしないと支給されないため、里帰り出産をしている場合には夫に手続きを頼むなどの段取りをしておくようにしましょう。