2024年2月25日 更新

異次元の少子化対策とは?2024年の「児童手当拡充」についてFPママが解説!

2024年10月から児童手当が拡充される予定です。現在の児童手当からどのように拡充されるのかについて、FP資格を保有している筆者が、分かりやすく解説していきます。

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岸田政権の目玉政策である「異次元の少子化対策」では、子育て世帯への手厚い支給が行われる構想が打ち出されており、その一環として、2024年の10月から児童手当の拡充が決定されています。

現役子育て世帯にとって、児童手当の拡充は嬉しいニュースですよね!
現行の制度では、0歳から中学校卒業までの子どもを対象に支給されている児童手当ですが、制度改定後はどのように変わるのでしょうか?
児童手当拡充について、現行制度との変更点や具体的な時期など、ママFPの筆者が分かりやすく解説しています。

児童手当拡充の概要

異次元の少子化対策の基本方針となる「こども未来戦略方針(令和5年6月13日)」のなかで、児童手当の拡充が表明されました。

大きなポイントは4つです。

・支給対象を高校生卒業年齢まで拡充
・第3子以降は月に3万円支給
・所得制限の撤廃
・年4回の支給から年6回の支給へ変更

制度が改正される児童手当について、この後詳しく解説していきます。

▼現行の児童手当についてはこちらの記事をご覧ください

児童手当の拡充はいつから?

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児童手当の拡充は、2024年10月から始まります。、制度改定後、実際に支給が開始される時期は「2024年12月」からです。また、支給のスケジュールも変更される方針です。

現行の児童手当では4ヶ月に1回(6月・10月・2月)の、年3回のペースで支給されていますが、制度改定後は2ヶ月に1回の年6回の支給に増えます。
つまり、制度改定により、児童手当が振り込まれる回数が多くなるのです!

児童手当の拡充支給の対象は?

児童手当の支給対象が、満15歳(中学3年)から満18歳...

児童手当の支給対象が、満15歳(中学3年)から満18歳(高校3年生)に引き上げ!


2024年10月からの児童手当は、18歳(高校生)まで拡大予定です。対象者となる子どもは身分や職業に制限はなく、要件を満たせば支給されます。
ただし、子どもが独立して生計が別である場合は支給されないので、ご注意ください。
現行の児童手当は中学卒業まで支給されているので、これから高校生になるお子さんがいる家庭にとっては家計にプラスとなりますね。
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