2019年8月21日 更新

「不安な時は、胎内回帰で元気回復」~ママは、子どもにとって、心の基地です~

子どもが不安なとき。子どもにとって必要なのは安心感です。最大の安心感を得られる場所は…かつていた子宮内つまり胎内にいた時の温かくて狭い場所なのです。

アートセラピスト・子どもアート療法士の中西佳子です。
セラピーの観点から、子ども達のこと、子育てに役立つ内容、子育て経験談などを交え、書いていきたいと思います。

今回は「胎内回帰」。

ここでお話しする「胎内回帰」は、子どものセラピーから見た表現によるものです。
We Heart It (10970)

ママに抱きついたり、抱っこをせがんだり、思い当たることありませんか?

子どもは不安な時、包まれたい・温かい物や柔らかい感触に触れたくなるようです。そして、子どもは段ボール箱や狭い場所に入ったりすることも好きですよね。
これらは、安心できる環境に身を置いているのです。

子どもにとって、安心できる場所。
それはかつてママの子宮内つまり胎内にいた時の温かくて狭い場所での安心感を再現しているのかなと思います。その安心感は、子どもの成長にどれほど必要か。

実例をあげてお話します。
We Heart It (10951)

男の子、5歳(心を育てる子どものアトリエより)

遠足の翌日で、少々お疲れの様子ですが、お水で遊びたい!というので、早速準備。
お水は、いつもぬるま湯を用意しています。あったか~いと感じるくらいの温度です。
胎内回帰で、元気回復|ママと子どものアートセラピー&パステルアート★逗子 (10955)

「ゆっくりしていいからね~」と声かけ。
We Heart It (10959)

ひと時遊んで、まったりモード。
子ども達は、このふわふわ~のタオルとマットが大好きです。包まれて安心感に浸っているんですね。Kくんは、柔軟剤の香りがお気に入り、香りと感触で癒しタイムです♡

温かいお湯に触れて、ふわふわに包まれる。まるで胎内回帰です。かつていた場所ですね。
We Heart It (10962)

そして、元気回復!いつものように遊び始めました。
包まれている間、「温かいね~、気持ちいいね~、ず~~っとそうしていたいね」など、心にあることをセラピストが代弁します。自分の気持ちを分かってもらえることで、さらに安心感に繋がり、元気の源になります。満足がいくまで包まれた後は、心身ともに回復するのです。

まとめ

タオルやマットに包まれて、これだけ元気になるのですから、ママにハグされるとどれだけ元気になることか♪
ママは、子どもにとって、心の基地☆
セラピーの後は何度も抱きしめて、ママの心もほっこり温かく♡と願います♪
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この記事のライター

子どもアート療法士 中西佳子 子どもアート療法士 中西佳子

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