子供に絵本を読んであげようと、いざ絵本を選ぼうとすると、どんな絵本を選んだら良いのか悩みますよね。できることなら、我が子にとって良い絵本を選んであげたい。そんなお悩みを解決する絵本の選びの5つのポイントをご紹介します。
1.言葉の響きやリズム感が耳に心地よいもの
まずは、絵本を音読してみてください。声に出してみてはじめて分かる、お話のリズムがあります。言葉の使い方が丁寧で、リズム感があるものは、読み手も読んでいて心地良く感じられるはずです。鼻歌を歌っているような感覚です。
読み手の気持ちは子どもにも伝わるので、まずはママやパパが読んでいて心地良いリズムの絵本を選びましょう。そうすることで、子供の気持ちも落ち着き、聞く力も養われます。
2.ロングセラーの絵本
絵本を選ぶ一つの基準として”成人式を終えた絵本“とういうのがあります。つまり、その絵本が出版されてから20年以上経っている絵本のことを指します。
欧米には100年以上読み続けられている絵本もたくさんあります。誰もが知っている「ピーターラビットのおはなし」は1902年発行なので、もうすぐ120歳です。またどこの書店でも必ずといってよいほど置いてある「ぐりとぐら」は1963年に日本で発行されました。
これだけ長い年月にわたって子供たちに支持されてきた絵本には、信頼に足りる力があります。
欧米には100年以上読み続けられている絵本もたくさんあります。誰もが知っている「ピーターラビットのおはなし」は1902年発行なので、もうすぐ120歳です。またどこの書店でも必ずといってよいほど置いてある「ぐりとぐら」は1963年に日本で発行されました。
これだけ長い年月にわたって子供たちに支持されてきた絵本には、信頼に足りる力があります。
3.物語の展開と絵が一致しているもの
子供は耳から得られない情報を絵から読み取ります。そして豊かな想像力でつなぎ合わせて絵本を読んでいます。なので、お話と絵のつじつまが合わないと子供は混乱してしまいます。販売を目的としたサイトや書店のお薦めの絵本を鵜呑みにして選んではいけない理由です。
4.起承転結がはっきりしていて、ハッピーエンドのもの
物語の展開が分かりやすく、素直な展開のものを選ぶようにして下さい。そして結末はハッピーエンドであることが望ましいです。「起承転結」の型(パターン)が子供の脳に刻み込まれることで、物語の展開やあらすじを考える脳の訓練になります。また、予測して行動する力も身に付きます。