注目の楽天モバイルを使ってみた！良いところ・悪いところを正直レポート (page 2)

ここが困った！楽天モバイルの弱点

…と、ここまで楽天モバイルの特長について書いてきましたが、実際使ってみてどうだったかもお伝えしたいと思います。

楽天モバイルを契約するかどうか迷う理由の1つに“回線の弱さ”があると思います。新規の携帯会社ゆえ、まだまだエリアは拡大の途中だからです。筆者の住んでいるエリアは楽天回線4G LTEエリアに入っていましたが、SIMカードを差して数日は圏外かたまにアンテナが1、2本立つという状態だったので、契約したことを後悔しました。「この間に子ども達の学校や病院などから電話がかかってきたら？」と思うと気が気でなかったです。

その後、アンテナが全部立つ安定した状況になっても、国内通話かけ放題の可能な「Rakuten Link」はネットワークが不安定で音が割れたり聞こえにくかったりして、大事な電話がかかってきた時・かける時にはヒヤヒヤしました。

困った時に取った筆者の対応策

via network.mobile.rakuten.co.jp

まず、ネットに繋がらない状態については「Rakuten Mobileアプリ」の「通信品質の評価」から我が家のネットの繋がりにくさを報告しました。その際、設置すると自宅内を楽天回線エリアにすることができ、ネットが繋がりやすくなる「Rakuten Casa」というアイテムを知り、それを購入することにしました。（※お値段は3000円ですが、利用が確認されれば後日楽天ポイントとして返ってきます。）

「Rakuten Casa」も設置後しばらくはうまく機能せず、問い合わせを何度もしました。色々と操作してみても表示ランプの異常や圏外状態は変わらなかったのですが、数日後、自宅内で圏外になること無くなり、いつもアンテナが全部たっている状態になりました。

しかし、元々Wi-Fiを付けているので、ネットが繋がる繋がらないは大きな問題ではありません。重要なのは通話です。しかし、「Rakuten Casa」設置後も「Rakuten Link」を使って通話すると、音が割れたり聞こえにくくて相手が何を言っているのか分からなくて非常に困ったままでした。

そこで、「国内通話かけ放題無料」の部分は諦めることにし、通話に関しては普通の通話アプリを使用するようにしました。お金はかかってしまいますが、楽天モバイルに乗り換える前に比べれば安くなっているので、良しと考えています。

設定を変えると電話の受信を普通の通話アプリにできたので、お金のかからない受信は絶対通話アプリにしています。あまり重要でない電話は、時報などに電話してネットワーク状態を確認し、調子が良ければ「Rakuten Link」でかけるようにしました。家族や友人はLINE通話が使えるので、問題ありません。そのうち、もっとネットワーク環境が向上して、全ての電話が「Rakuten Link」でかけられたら嬉しいです。

まとめ

注目の楽天モバイルを使ってみた！レポートはいかがでしたでしょうか？楽天モバイルを利用してみようか迷っている方の判断材料の1つに加えていただければ幸いです。

筆者の住むエリアのようなネットワーク環境だと、仕事でたくさん電話を受けたりかけたり、外出することの多い方は使いにくいと感じるでしょう。しかし、我が家のようにあまりスマホを使わない、使うのは大抵Wi-Fiのある自宅内という方であれば、そう不便ではないかもしれません。上記に記した対応策でなんとか乗り切れるでしょう。

エリアの電波状況などが気になる場合は、Rakuten Mobileの店舗で相談の上、ご購入することをオススメします。店舗契約ならではの特典もあるようですから、チェックしてみてください。

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