2016年11月21日 更新

「情熱大陸」(11/13放送)でも紹介!素敵な作品がいっぱい♡絵本作家のぶみさんの魅力とは

昨年『ママがおばけになっちゃった!』がベストセラーになった絵本作家のぶみさん。のぶみさんご本人と作品の魅力をまとめました。

しんかんくんシリーズ

しんかんくんうちにくる

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しんかんせんの「しんかんくん」と、しんかんくんが大好きな男の子、かんたろうが友情をはぐくんでいく「しんかんくんシリーズ」。「しんかんくんうちにくる」が一冊目です。

大好きな新幹線とお友達になれるなんて!電車好きな子供の夢がつまったお話だと思います。

しんかんくんとあかちゃんたち

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「おいら、あかちゃんだーいすき」
と、たくさんのあかちゃんをあずかったしんかんくん。

だけど、あかちゃんのおせわは、とってもたいへんで…。
のぶみさんの作品を読み始めたは、私の母が入園間近の子鉄の長男へと贈ってくれた『しんかんくんようちえんにいく』がきっかけでした。

しんかんくんシリーズは全部読んでいて、それぞれに思い出があるのですが、特に思い出深いのが『しんかんくんとあかちゃんたち』です。

この本が出たころ、成長がゆっくりだった年長の長男、イヤイヤ期の次男、ハイハイをしだして目が離せないあかちゃんの三男を抱えて、私が子育てに一番いっぱいいっぱいになっていた時期でした。

この本の中でしんかんくんは「おいら、こそだてなんかできないよ~」と言って泣いてしまいます。それでも、その後、あかちゃんたちがどんなに大事か改めて気づきます。その展開にものすごく共感してしまいました。

しんかんくんって、結構すぐすねるし、怒るし、わがまま言ったりもするし、いわゆる「いい子」じゃないのですが、だからこそ可愛いなって思っています。(かんたろうは本当にいい子で、それはそれで可愛いですが…。)

「ママがおばけになっちゃった!」でも出てくるのですが、「ダメなところも大好き!」って受け止められることって、子育てですごく大事なことじゃないかな、とのぶみさんの絵本を読んで思いました。
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小学校で読み聞かせをしたこともあるのですが、この辺のくだりは男子にとてもウケがよいです…。

赤ちゃんがいらっしゃるママには「あるある」シーンでしょうか?

あたまがふくしまちゃん

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あたまがふくしまちゃんは、ふくしまのことばっかりかんがえてたら、かみがたがふくしまけんのかたちになったおんなのこです。

そしてかよっている「にっぽんようちえん」には、いろんなとどうふけんのかみがたのこがいます。みんなとなかよくなりたいあたまがふくしまちゃんだけど、いつもうまくいきません…。
絵本作家ののぶみさんですが、ゆるキャラのプロデュースもなさっています。その中でも、福島の子どもたちのためにと考え出された「あたまがふくしまちゃん」は絵本も出されています。

この絵本は、都道府県の名前を覚えるのにも役立つし、それぞれの土地の文化について話す足がかりにもなります。単純に楽しむこともできるだけでなく、お話の中身も良いです。

口下手で、みんなに誤解されがちな「あたまがふくしまちゃん」は、とても素敵な方法で、みんなと仲良くなります。

ぜひ読んで楽しんだ後、あとがきまでしっかり読んでいただきたい一冊です。
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地元のお弁当はどんなかな?おおさかくんはもちろんたこ焼き!
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裏表紙もしっかりご覧になってみて下さい。切ない…。
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むっく むっく

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