2024年8月28日 更新

「指先」を使うと脳が育つ!?1歳頃から遊びたいモンテッソーリ流「輪っか通し」とは

ものをつまんだり、放したり。赤ちゃんが普段「指先」を使っているまさにそのとき、“脳が育っている”のをご存知ですか?実は指先は、脳神経と密接に関わる重要なパーツなんです!

「輪っか通し」で集中力アップ!?娘に起きた嬉しい変化

このように、シンプルな材料で思い立ったらすぐに試すことができるモンテッソーリ流・輪っか通し。ヘアゴムをつまんで、棒に引っ掛けて、下まで降ろす。その過程の中でたっぷり冒頭でお話した「3本指」を使うので、シンプルな遊びに見えて、お子さんの頭の中では大量の情報が脳の各神経を刺激。まさにこの瞬間、神経同士を繋ぐ“シナプス”が強化されているのです。
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筆者の娘もはじめこそなかなか上手く輪っかを通せなかったものの、一度要領を得てからというもの、すっかりこのお遊びの虜になりました。気がつけば、「棒の下から上まで、びっしり輪っかが積み重なっていた!」なんてことも。無我夢中になって、ひとつのことに取り組んでいる姿を見ていると、子どもの集中力に心から感動するものです。
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娘が遊び終わった、輪っか通しの棒。ゴムはあればあるだけ通してくれるので、前もって多めに用意しておくのがおすすめです。
こうして「輪っか通し」をするようになってから、ひとつのことに数分間、没頭できるようになってきた筆者の娘。実はこれ、手順や難易度をよく考えられていて、子どもの「再現したい!」と言う気持ちをくすぐるモンテッソーリの教具だからこその効果なのです。

ママに嬉しい効果も!?いいことづくめの知育をはじめよう

今回ご紹介した「輪っか通し」を取り入れてからと言うもの、一度ゾーンに入ると、筆者が何か声を掛けても気づかないほどひとり遊びに集中できるようになった娘。おかげで筆者はその間、ご飯の支度やお洗濯ものに取り掛かれるようになり、ママ側にも嬉しい効果を感じています。

輪っか通しが成功したてのときには、お子さんは「やったぁー!できたよ!」と嬉しそうにママを見てくれるので、その時には思いっきり褒めてあげましょう!ママにもお子さんの脳の発達にとっても嬉しい、モンテッソーリ流・輪っか通し。ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
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