2021年10月2日 更新

【体験談】悩めるプレママさんへ。私が妊娠糖尿病になって気をつけたこと

妊娠24週目に行われた糖負荷試験で「妊娠糖尿病」と診断され、一度大学病院に転院したものの、最終的に通常の産院で出産した筆者。診断後、気をつけたことや心がけたことをまとめてみました。

それは夏の暑い日のことでした。かかりつけの産院から「糖負荷試験の結果、血糖値が基準より高いので、できるだけ早くもう一度診察に来てください」との電話が。それまでの妊婦検診では順調すぎるくらい順調で、何の不安もなかった筆者。しかし、翌日行った産院で、大学病院への転院が告げられました。そしてその日から、妊娠糖尿病との戦いが始まったのです。

ネットで「妊娠糖尿病」を検索しては不安になる日々

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大学病院に行くまでの1週間、産院の先生からある程度の説明は受けたものの、「妊娠糖尿病」がどういったものなのか、またどうやったら治すことができるのかなど、ネットで検索しては不安になりました。

というのも、お腹の子どもの巨大児化や生まれてすぐの低血糖など、不安な言葉がたくさん溢れていたからです。確かにそれまでの私はパスタやうどん、そして何よりお菓子が大好き。血糖値が上がってしまう食生活だったのかも…と自分を恨みました。

大学病院では糖尿病を専門とする先生と話したあとに栄養士さんからの食事指導があり、その際「赤ちゃんのためにもしっかり食べてね。血糖値が高くなるようならインスリンを打つなどの対策はできるから、まずは食生活を見直していきましょう」とアドバイスをもらいました。

それでも、初めての妊娠で妊娠糖尿病になったことにひどく落ち込み、不安になる筆者。そんな筆者に夫は「生活習慣を改善して、より健康になるきっかけを子どもがくれたんだよ。僕も一緒に考えるから、がんばってみよう」と声をかけてくれました。この「一緒に」という言葉がどれほど心強かったことか。その日泣いたのを最後に、子どものためにも頑張ろうという前向きな気持ちが湧いてきました。

糖質は必要!でも過度に取りすぎないように

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それまでの私の食生活は
・食べる順番は考えない
・ご飯(白米)は普通に食べる
・「3時のおやつ」はほぼ毎日
・21時頃からは帰宅した夫とスナック菓子を少々

というものでしたが、栄養指導を受けてこのリズムを一変させました。
・タンパク質や野菜から食べる
・ご飯は白米にマンナン、雑穀米を混ぜて炊く
・「3時のおやつ」の撤廃
・夕食は18時台に済ませ、それ以降は基本的に何も食べない

ちなみにご飯の量は1食あたり100グラム程度と決め、ご飯を炊いたら量を測り、ラップをして冷凍庫で保存していました。また「マンナン」というのはこんにゃくでできたご飯で、糖質量を減らす効果があります。

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そして、大好きだったおやつの時間を泣く泣く撤廃。子どものためならおやつくらい我慢だ!と最初は思っていましたが、だんだん食べたくなるのが困ります。どうしても空腹の時はナッツやチーズを食べていました。

お腹に負担のかからない運動も取り入れてみた!

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そして、見直したのは食生活だけではありません。それまで犬の散歩くらいしかしていなかった運動習慣をしっかりと生活の中に取り入れるようにしました。それが「足踏み運動」と「スクワット」です。
いずれの運動も食後すぐ行うようにしました。というのも病院の先生と話した時に、“食後15分以内の運動が血糖値を下げるのに効果的”ということを聞いたからです。それ以来、朝昼晩の食後すぐにテレビを見ながら15分の足踏み運動(なるべく手を大きく振る)とスクワット10回×3セット行うようにしました。
また妊娠中でも大丈夫なアクティビティを動画で探し、気分転換にお昼だけは違う運動を取り入れるなど工夫して、マンネリ化しないように心がけました
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この記事のライター

星好きあこ 星好きあこ

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