2023年11月21日 更新

【子どもに教えたいマナー】「いただきます」と「ごちそうさま」の本当の意味と大切さとは

食事の時に「いただきます」と「ごちそうさま」を言うのは何故なのか。実は、この言葉には、深い意味が隠されているのです。この記事では、「いただきます」と「ごちそうさま」の本当の意味についてご紹介します。

『ごちそうさま』の意味は?

昔は冷蔵庫やコンロなどの家電製品などはなく、スーパーもなかった為、食材を揃えたり料理をすることはとても大変だったそうです。

『ごちそうさま』を漢字で書くと『御馳走様』です。
『馳走』は、"走り回る"という意味で、食事を出してもてなす為に奔走する様子を表しています。丁寧語の『御』を付けた『ご馳走』は、もてなすという意味が含まれて、"ぜいたくな料理"のことを言うようになりました。

そして、走り回って大変な思いをしながら食事の準備をしてくれた方に感謝の気持ちを込めて『様』が付き、『ごちそうさまでした』と言うようになったのです。

最後に。

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海外では、食事の際に宗教的な儀式や祈りを行う国は少なくありません。しかし、日本のように「いただきます」や「ごちそうさま」に同じような言葉を持つ国はほとんどありません。これは、食事への感謝の気持ちを言葉で表すという考え方が、日本独自の文化であることを表しています。

『いただきます』も『ごちそうさま』も、 日本人の温かい思いやりの心から生まれた言葉だと知ると、とてもありがたい気持ちになりますね。ぜひお子さまにも「いただきます」と「ごちそうさま」の本来の意味を教えてあげてください。日々の食事の時間を通して、 【感謝する心】 を一緒に育んでいきましょう。

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