さいとうしのぶさんの絵本の魅力～歌って楽しく読み聞かせ♪～ (page 3)

いろんなおみせでかいものしよう！

どんぐりとなぞのしょうたいじょうがおみせのどこかにあるよ。さがしてみてね。

『あっちゃんあがつく』、『しりとりしましょ』に続く、ことばあそび絵本の第三弾です。

4月に出たばかりの新作ですが、構想10年、制作5年、ページ数は140ページ！
140ページあっても、半分以上が詳細に描き込まれたおみせやさんの絵なので、最後まで楽しく読み切ることができます。

こどもたちと「どんぐりどこや！」「おすし食べたい！」「たこ焼き屋のたこ焼き、たこやきようちえん（さいとうさんの他の作品）の子らかなぁ。」などと話しながら、なんだかんだで、一度に140ページ読み切ってしまいました。（ちなみに次男は「長い本だね」と言っていましたし、三男は途中で力尽きて寝ました…。）

色々な楽しみ方ができて、年齢によって詳細に練られた設定に気づくポイントが違うので、長い期間読むことができる絵本だと思います。

『しりとりしましょ！』と同じく若干値段が高いのですが、さいとうさんご本人も「おかいどくですよ！」とおっしゃってました。

さいとうしのぶさんインタビュー/ 絵本ナビ

さいとうしのぶさんのインタビューがのっています。

『おみせやさんでくださいな』をもっと楽しめる裏話や読み聞かせ動画を楽しめます。

「おみせやさんでくださいな」のうたも確認できますよ♪

楽天公式サイトへ

まとめ

講演にも作品にも「人を楽しませることができる」さいとうしのぶさんのお人柄がにじみ出ているなぁと感じます。

今回紹介した絵本の他にも『おしゃべりさん』、『スイスイスイーツ』など、私たち親子が大好きな絵本がたくさんあるので、またご紹介できたらと思います。

さいとうさんの絵本を読むと、今は遠くてなかなか帰れないふるさと“大阪の空気”を感じることができて、懐かしい気持ちにもなります。

今、関西に住んでる方にはすごく身近に感じる作家さんだと思いますし、他の地域に住んでる方でもとても楽しく読めると思います。

ぜひ、親子で歌いながら読んでみたりして楽しい時間を過ごして下さい。