2019年8月22日 更新

アレルギーって何?どんな種類があるの?原因と症状についてまとめました

妊娠をしたり、子育てをしていると、子どものアレルギーについて気になることも多いですよね。でも、そもそもアレルギーって何?簡単にまとめてみました。

「アレルギー」と聞くと、まずどんなことを思い浮かべますか?

花粉症、アトピー性皮膚炎、特定の食べ物を食べると体がかゆくなる…など、思い浮かべるものはいろいろあると思います。

私自身は、子育てをするようになるまでは、アレルギーに対して漠然とした認識しかありませんでした。しかし、どんなに気をつけていても、私たちの身の回りのあらゆるところにはたくさんのアレルゲンが潜んでいるということがわかり…。

まず、アレルギーがどんなものかを正しく理解することからはじめようと調べてみることにしました。

アレルギーって何?

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アレルギーとは本来、体の外から入ってきた細菌やウイルスを防いだり、体のなかにできたがん細胞を排除するのに不可欠な免疫反応が、花粉、ダニ、ほこり、食べ物などに対して過剰に起こることをいいます。過剰な免疫反応の原因となる花粉などを、アレルゲンと呼びます。
私たちの体は、ウイルスや細菌などの外敵が体内に入ってきたときに退治しようとはたらいてくれる機能があります。それを、免疫機能(免疫)といいます。

しかし、本来は敵ではない相手に対して、過剰な反応を誤って起こしてしまうこともあるのです。

敵ではない相手とは、たとえば上のように、花粉、ダニ、ほこり、食べ物などをさします。これらに対して起こる過剰反応が「アレルギー反応」です。

ひどくなるとアナフィラキシーショックが起こり、命にかかわる可能性があることも…。
原因となるものを食べる、触る、吸い込む、注入されるなどによって身体の中に入った時に、突然、急激に進む全身に起こるアレルギー反応です。

皮膚症状

消化器症状

呼吸器症状

などが同時に、また急激に現れます。

その中でも血圧が低下して意識が混濁し、脱力するようなショック状態に陥る場合をアナフィラキシーショックと呼んでおり、すぐに対応しないと生命の危険を伴うこともあります。

アレルギー症状の出方の仕組み

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私たちが日々送っている普通の生活の中でも、本当にたくさんのアレルゲンとの出会いがありますよね。食べ物はもちろん、家の中にもダニやほこりが、外に出れば花粉や動物の毛が…。

しかし、同じアレルゲンに触れていても、アレルギー反応が出やすい人から全くでない人まで、さまざまです。それは、遺伝的な要因や個人の体力、生活習慣などが関わってくるので、一概に「〇〇はアレルギーを起こす物(食べ物・植物など)とは言えないのです。

アレルギーのいろいろな出方

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アレルゲンには、いろいろなものがあることは先に述べたとおりです。たとえば、卵や牛乳などの食べ物、ダニやカビ、花粉、ペットの毛など、それらのアレルゲンが体に侵入すると、アレルギーを起こすことがあります。

アレルゲンの侵入経路は、口や鼻など呼吸器からだけでなく、皮膚から侵入することもあります。さまざまな種類、侵入の仕方をするアレルゲン、反応の出方も多様です。それぞれ見ていきましょう。

アレルギー性結膜炎・花粉症

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アレルギー反応が目に出ると、これらの症状が起こります。目の充血やかゆみが出ることが多いです。
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piyoco piyoco

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