2022年4月18日 更新

【経験談】栄養士ママが妊娠糖尿病の検査「75gOGTT」を経験した話

筆者は次女を妊娠中、血糖値で引っかかり、妊娠糖尿病を検査を受けることになりました。実際に検査を受けて感じたことや、前日までにしておいたほうが良いことについてまとめました。

筆者はつわりが始まってから、ほぼ何も食べられなくなってしまい、唯一口にできたものが「炭酸飲料」と「フルーツ」でした。いずれも、炭水化物が多いため、もしかしたらそれが原因で血糖値が高かったのかもしれません。しかし、筆者の家系は糖尿病家系であるため、そうした素因も関係しているかもしれないと医師にいわれました。
妊娠糖尿病の検査方法については、よく管理栄養士の学校で習っていたため知っていたのですが、実際に自分が受けることになるとは思ってもみませんでした。今回は、実際に検査を受けて感じたことや、前日までにしておいたほうが良いことについてまとめました。

妊娠糖尿病とは

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妊娠糖尿病とは、「妊娠中にはじめて見つかった糖代謝異常」のこと。高血糖の状態が続くと、赤ちゃんが巨大児になるリスクや、心臓肥大・低血糖などのリスクが増加するといわれています。また、ママ側も妊娠高血圧症候群や羊水量の異常など、問題を招きやすくなります。
検査で妊娠糖尿病と診断されたら、食事療法や薬物療法で血糖値をコントロールします。出産後は、血糖値が正常化することがほとんどだといわれています。また、妊娠糖尿病になった人は、将来的に2型糖尿病を発症しやすいといわれているため、出産後も食事内容を気を付けたり、運動をすることがすすめられています。

検査はどんなことをする?

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妊娠糖尿病の診断基準

糖負荷試験を行って、以下のいずれか1点以上を満たしている場合に、妊娠糖尿病と診断されます。

・空腹時血糖値92mg/dL以上
・1時間値180mg/dL以上
・2時間値153mg/dL以上

筆者が実際に経験したこと

筆者の通った産院の場合は、「前日21時以降の食事禁止」でした。水などの水分のみ、OKでした。ただし、検査が始まってからは飲水も禁止でした。

当日は9時から糖負荷試験の予約が入っており、まずは空腹時血糖値を測定するために採血しました。その後、ブドウ糖75gを溶かした水を一気に飲むのですが、思っているよりかなり量が多かったのを覚えています。

飲みやすいように炭酸にしてあり、甘いので、まさにサイダーのように飲むことができました。筆者は炭酸や甘いものは得意なので良かったですが、炭酸が苦手な人には辛いかもしれません。
また、空腹時から急に一気飲みをするため、気分が悪くなる人もいるのだそう。その場合、ベッドに横にならせてもらえるとのことで、すぐ看護師に声をかけてほしいと説明を受けました。

その後、1時間後と2時間後に血糖値を調べるために採血をおこない、検査は終了しました。検査結果がそろった午後から医師の診察があり、筆者の場合はどの数値も基準内だったため、妊娠糖尿病ではないと説明を受けました。
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nao nao

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