2020年8月6日 更新

心・体・美に良い影響を与える!家族みんなで「よく噛むこと」を習慣づけよう

大人にも子供にも良い影響を与え、家族みんなで身に付けたい習慣の一つ「よく噛むこと」。その良さを、筆者御用達のイライラ解消食品と合わせてご紹介します!

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先日夕ご飯の最中、子供に「よく噛みなさい」と声をかけると、「何回噛めばいいの?」と返答が…。筆者は子供のその問いに、ハッキリ答えることが出来ませんでした。苦し紛れに「いーっぱい噛むの!」と逃げました。

“良く噛むこと”は大事なことです。子供に一言言うのは簡単ですが、実際何回噛めばよく噛んだことになるのか、どんな良いことがあるのか、あなたは正確に答えることができますか?

今回は、子供の問いをきっかけ調べた筆者が“良く噛むこと”がどんなに良いことかをまとめてみました。

何回噛めばもういいの?

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よく噛めばいいと言っても、個人によって“よく”の認識は違います。一般的には「一口あたり30回噛むことが望ましい」とされています。しかし実際に、自分や子供の咀嚼回数を観察するとびっくりしますが、私達はほとんど噛んでいません。

そんな状況でいきなり30回の咀嚼はハードルが高いですので、まずは今より10回追加しよう!と試みてください。たった10回ですが毎回毎口では難しいもの。でも、“よく噛むことを意識する”ことが大切です。

よく噛むことが私達に与える影響

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“よく噛むこと”は、子供にも大人にも良い影響を与えます。

歯並びが良くなり、虫歯も予防する

自分の上下の歯をしっかり使ってよく噛むことで、顎が大きく発達します。顎が大きくなれば、その分歯の生えるスペースが広がります。歯並びの悪さは、このスペースが狭くて窮屈な為、歯が行き場を失くして重なったりデコボコしたりするのです。

“よく噛む”=スペースが広がる=歯並びは良くなる ということ。

そして、よく噛むと唾液が沢山出ます。この唾液は、食べた時の消化吸収の手助けをし、口内の細菌繁殖を抑え虫歯予防にも効果を発揮します。

乳歯はとても弱い上に、永久歯にも影響を与えるもの。小さい頃からよく噛むことを習慣にし、お口の中を良い状態に保ちたいものです。

心が安定し、脳に良い刺激を与える

よく噛むことで、脳に沢山の血液が流れます。その刺激で脳は発達し、記憶力や集中力が高まるとされています。更に分泌されるセロトニン(別名:幸せホルモン)という物質がストレスを緩和し、α波がリラックスを促します。よく噛むことで、いつも頑張ってしまう私達の心は安定に向かいます。
強い体を作る

よく噛むと、血液の循環が良くなり体温が上がるので、免疫力アップに繋がります。また噛むほどに、顎や頭蓋骨は成長し、首筋・胸・背中など様々な筋肉が刺激され鍛えらるので、しっかりした強い体になります。

美しさに繋がる

よく噛むことは、脳内の満腹中枢を刺激する為、食べ過ぎ防止になります。ストレスが多い時程、よく噛んで暴飲暴食を少しでも食い止めましょう!

また、よく噛むと表情筋や口の周りの筋肉も一緒に刺激されるので、表情が豊かになります。口元はキュッと引き締まり、顔のたるみも防止でき、外見の美しさに効果を発揮します。そしてそれは中身の美しさにも繋がります。
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