2021年7月14日 更新

子どもの便秘対策にも!?家族の健康に「麹」生活のすすめ

体にも良いし、料理もグンとおいしくなるのが“塩麹”。子供も食べられるので家族の健康を想うと、このお手軽発酵食品はやめられません!皆さんのご家庭でも「麹」生活を始めてみませんか?

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塩レモン、にんにく醤油、ぬか床、手作り味噌・・・何かと手作り調味料に手を出してきた筆者ですが、使い切った後に「また作ろう!」とはなりませんでした。手間がかかりすぎたり、味が同じでどうしても飽きたりするんですよね。

そんな中、数年前に突如流行を巻き起こした“塩麹”。テレビで見てはいたものの、甘酒は嫌いだし、奈良漬けなどの麹料理も苦手…それにまたどうせ続かないし、と敬遠していました。

驚きの手軽さに、重い腰を上げることに。

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麹を使ったレシピはよく目にしていましたが、作り方を知りませんでした。冬の初め頃、漬物作り商品がスーパーに並ぶ時期には麹もたくさん売られています。

塩麹のブームもあってか、乾燥麹のパッケージには大体塩麹の作り方が印刷されていました。見てみると意外にも手軽に作れることがわかり、重い腰を上げることにしました。
必要なものは、

●乾燥麹
●塩
●水

の3つだけ!あらかじめ清潔な保存容器も用意しておきましょう。
分量は乾燥麹に対して水は同量程度か、麹が浸かる量。塩は乾燥麹に対して35%が理想です。容器の中でぐるりと混ぜて馴染ませたら、常温放置で毎日一度清潔なスプーンなどで全体的にかき混ぜるだけ。乾燥麹がやわらかく、甘い香りがしてきたら完成です。常温放置の期間は、発酵が行われているので10日~14日間程度待つことになります。

使わない理由がない塩麴

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既に皆さんご存知かと思いますが、塩麹は食材のやわらかさや旨味アップなど、味の変化では手作り調味料の中では断トツで感動できます。
この旨味アップにつながる成分が、たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)やでんぷんを分解する(アミラーゼ)です。プロテアーゼとアミラーゼは、消化を助ける働きもあります。さらに麴菌が生成する中のビタミンB群には食べたものをエネルギーに変えるはたらきを促す作用、必須アミノ酸は体に脂肪が蓄積しにくくなる作用、発酵によって生み出されるオリゴ糖には腸内環境を整える作用まで…!
我が家も麹生活を始めてからは、便秘がちでトイレタイムの長かった次男のトイレ事情も改善されてきているので、親としてもガッツポーズです。

基本調味料なので飽きがこない!それでも…という方にはコレ

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塩麹の使い方は無限大ですが、基本的にはレシピ記載の塩を塩麹に変換するだけ。そう考えると下味に、最後の仕上げも…と毎日使えるので、余して腐らせることなく使い切ることができます。

それでも「塩麹、めんどくさい…」と思っている方、醤油麹ならきっと使えます!こちらも塩麹同様、乾燥麹と醤油を混ぜるだけ!同じく2週間程度常温放置で毎日一度は混ぜます。

実際醤油麹のほうが使い勝手が良いです。食生活の中で醤油単体で味を変える、加えるシーンが多いと思うので、醤油麹にしたことへの味の変化を実感しやすいのが嬉しいポイントです。また、減塩が進む現代ではレシピ自体に「塩」がないので、塩麹より醤油麹のほうが減りが早いですね。
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この記事のライター

リリー リリー

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