専門家が警鐘!2023年は、花粉症の再発・重症化、新規発症が増える!?
2000年代には東京都で3人に1人ほどだった花粉症の有病率は、今では2人に1人にまで増加し、今後も増えていくことが予想されます。なかでも、子どもの花粉症患者の増加は顕著です。
マスクを着用していても、外出が増えれば体内に入る花粉とそのアレルゲン微粒子の量も大きく増えます。特に子どもは、大人より花粉とそのアレルゲン微粒子にさらされるリスクが高く、ケアが必要。
マスクを着用していても、外出が増えれば体内に入る花粉とそのアレルゲン微粒子の量も大きく増えます。特に子どもは、大人より花粉とそのアレルゲン微粒子にさらされるリスクが高く、ケアが必要。
そう警鐘を鳴らすのは、埼玉大学大学院理工学研究科教授『王青躍先生』。
環境省は、2023年のスギ花粉の飛散量が一部地域では「過去10年間で最大」になる可能性を発表し、民間各社の速報では「昨年比2倍を超える」との予報も出ています。
花粉の飛散がピークを迎える今年の2〜3月は行動制限がなく、仕事、プライベートで外出が増えるという方も多いでしょう。今年の猛烈な花粉をどう防ぐか「花粉対策のポイント」を紹介します。
2023年花粉対策の重点ポイント《3選》
①マスクなど基本対策がより重要に!
最も有効な対策は、花粉とそのアレルゲン微粒子を体の中に入れないこと。コロナ対策の見直しで脱マスクが話題になりますが、花粉症の方は、引き続きマスク着用を忘れずに。
マスクをしている分、涙や目のかゆみといった症状が気になる方もいます。花粉対策メガネを付けて、目に入れない対策を検討しましょう。
マスクをしている分、涙や目のかゆみといった症状が気になる方もいます。花粉対策メガネを付けて、目に入れない対策を検討しましょう。
②予防、対策はとにかく早めに!
花粉の量が多い2023年は、症状が重くなってから対策しても手遅れの可能性があります。早ければ2月上旬から花粉が飛散するので、それ以前に異変を感じたら薬を服用するなど、対策しましょう。
例年はマスクや市販薬でしのいでいる方も、今年は念の為、医師の診察を受けるのが得策かもしれません。
例年はマスクや市販薬でしのいでいる方も、今年は念の為、医師の診察を受けるのが得策かもしれません。
家ナカ花粉の対策を万全に!
花粉は身体や衣類についたり、換気などによって家の中にも入ってきたりも。屋外の飛散量が多いほど、家ナカ花粉とそのアレルゲン微粒子も増えます。
自分の家ではマスクを外すので、よりダイレクトに花粉とそのアレルゲン微粒子にさらされます。特に以下のような家ナカ花粉対策の基本を徹底しましょう。
自分の家ではマスクを外すので、よりダイレクトに花粉とそのアレルゲン微粒子にさらされます。特に以下のような家ナカ花粉対策の基本を徹底しましょう。