2019年8月27日 更新

あなたは望んでる?あまり語られることのない『夫婦の寝室事情』とは

なかなか踏み込んでは聞きにくい…または話しにくいのが『夫婦の寝室事情』。夫婦だから一緒に寝るのは、本当にベストなのか?筆者の経験談も含みながら、あまり語られることのない夫婦別室事情をご紹介します。

夫婦同室?それとも別室?

夫婦だから一緒の部屋で寝るのは当たり前…というのが一般論ですが、実際はどうなんでしょう?
新婚期間はパートナーとの新生活に心弾ませ、ごくごく自然に寝室も一緒。でも、毎日ベッドを共にしている中で、密かに『別の部屋で寝たい…』と思う人がいるのも事実です。

東京ガス都市生活研究所の調査によると、30代の夫婦で夫婦別室で寝ている割合は14%。この割合は年齢と共に増加し、70歳以上の夫婦間では約半数に近い47%にも及びます。
東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室...

東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室就寝について-」

年齢が上がるに連れて、夫婦別室になることに違和感を覚える方はあまりいないかもしれませんが、割合は少ないですが、意外にも若い年齢層で夫婦別室のカップルがいることに驚いた方もいるのでは?

夫婦別室で寝たい、その理由とは?

東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室...

東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室就寝について-」

実は筆者の私自身、主人と生活をし始めた当初から別室で寝たいと思っていました。その理由は、上の調査結果と重なるものばかりです。

◎生活のリズム(就寝・起床時間)が違う
◎いびき・寝言がうるさい
◎寝返りが激しくて目が覚めてしまう
◎部屋の快適な温度が違う
◎就寝前のTV鑑賞、音量がうるさい

私は、元々寝付きが悪く眠りが浅いタイプで、眠ること自体にストレスを感じるほど。でも寝たい気持ちは山々。結婚前、リラックスした空間を作っても寝ることに苦戦していたのに、そこに主人の存在が加わり、私の睡眠状況は更に悪化。特にいびきと寝言が酷い時は、我慢できずにリビングのカウチで寝た日は数知れずです。

それでも結婚以来約5年、夫婦同室で生活していた私ですが、我が家の場合は娘が生まれたことをきっかけに、夫婦別室に踏み切りました。

夫婦別室のメリットとは?

東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室...

東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室就寝について-」

男女間で、夫婦別室にして良かったと思うポイントに違う部分があるようですが、どちらの場合もより良い睡眠を確保するために夫婦別室は貢献しているようです。

私自身、それまでは主人が原因で眠れなかった翌日は、寝不足による疲れと、その原因を作った主人に対してイライラしていましたが、別室にしたことでそのストレスから解消されました。そして、個人的には男性に多く感じられる『自由』という観点も、メリットとして大きく感じています。

また私の場合、仮に娘が生まれた後も夫婦同室の道を選んでいたら、夜間授乳などで起きないといけない自分に対して、横で寝ている主人…これは、想像するだけでも私にとって相当なストレス!でも、別室にしたことで、寝ている主人を見ないで済むという環境が、私にとってはストレス軽減の手助けになりました。

夫婦別室後の夫婦関係は?

東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室...

東京ガス都市生活研究所「今後の寝室空間予測 -夫婦別室就寝について-」

夫婦別室にすることによって、その後の夫婦関係が悪くなるのでは?…と心配される方がいると思います。ですが、上の結果によると、夫婦別室による就寝が良好な夫婦関係を保つために役立っていると思っている人《そう思う+ややそう思う》が、女性66%・男性56%となっています。

我が家は、夫婦別室にした当時主人20代・私30代。主人からしてみると、娘というきっかけがなければ、夫婦別室で寝ることは大賛成というわけではありませんでした。ただ、娘の存在を抜きにした場合でも、私がどうしてもしたいというのであれば、そこはそれこそ夫婦関係を良好に保つためにも別室就寝にした…とも言われました。

気になる別室後の夫婦仲は?…と言うと、特に問題は感じません。主人に関しても、同室で寝ていた時にはあまり意識こそしてはいなかったものの、別室にしてからは私に気兼ねすることなく眠りに付くまでの時間を過ごすことができ、今となっては良かったと思っているようです。

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