2022年4月4日 更新

【体験談】頭の形が心配…我が子にフランスでヘルメット治療を開始するまでの話

現在7ヶ月の息子の頭の形が心配で、結局ヘルメット治療を開始しました。それまでに試してみた事と、決めた理由をお伝えします。

筆者はもうすぐ6歳になる女の子と7ヶ月の男の子のママで、現在フランスに住んでいます。

上の子は生まれた時から頭が丸く、今でもポニーテールをしていると「頭の形が綺麗でポニーテールが似合う」と良く褒められます。一方で下の子ですが、生まれた時から明らかに上の子と違い頭が長い感じで、助産師の方からも指摘されました。また向き癖もあり、直そうとしてもすぐに泣いたり自分で顔の向きを変えていました。

結局、数ヶ月経っても良くならず、「ヘルメット治療」を開始しました。今回は、ヘルメット治療を決めるまでに試したこと・治療を決めた理由をご紹介します。

生後1・2ヶ月

息子の頭の形について助産師の方達や検診に行ったかかりつけ医に相談すると、「オステオパシー(整骨)に行けば良い」と口を揃えて言われ、生後1ヶ月過ぎに予約を取り診てもらいに行きました。
その時点で、見た目にすぐ分かる絶壁頭、よく見ると左右非対称、という状態でした。その方に言われたのは、「軽度ならオステオパシーでも治療の期待が出来るが、息子の場合だとひどいので、頭の形に詳しい専門医の所に行った方が良い」と勧められました。
その頃はまだ生後2ヶ月前だったので、すぐには専門医のところに行かず、ドーナツ枕を購入し試してみることにしました。

生後3ヶ月

横向きで寝かせるための寝具

横向きで寝かせるための寝具

ドーナツ枕を使ってみましたが、ほぼ変化はなく…。結局生後3ヶ月の時に、頭の形を専門に見ている小児科の先生の所に行きました。

頭の縦・横の長さから割合を計算してもらい、短頭症(絶壁頭)の最重度と重度の境い目でした。(レベルに関してはこの時は言われず、後からスキャンをした時にもらった表で分かりました)左右差に関しては問題無いとの事でした。

まだヘルメット治療には早いので、横向きで寝かせるための寝具(約3千円)を使い、お昼寝・夜ともに1日毎に左右を変えて寝かせる事を提案されました。
メッシュ素材のマットレス

メッシュ素材のマットレス

また、万が一うつ伏せになった時のために、合わせてメッシュ素材のマットレスの購入も勧められました。約3万2千円と高かったですが、マットレス本体、カバー、シーツ全てがメッシュになっており、完全に顔が下を向いても呼吸が出来るので(筆者と主人で確認済み)安心して筆者も眠ることが出来、寝心地も普通のマットレスと変わらないようで、いつも通り朝ま寝ていました。

生後4ヶ月

再度、専門医の所に行き測定の結果、重度と中度の境い目でした。約1ヶ月間横向きに寝かせた結果、頭の縦・横の割合が5%改善されていましたが、専門医から「このまま続けてもこれからは大きい変化は期待出来ない」と、ヘルメット治療対象の数値との説明を受けました。
ヘルメットを製作している会社(義肢装具などを製作している会社でした)への処方箋を書いてもらいましたが、治療は強制ではなく、筆者達次第との事でしたので、主人と話し合いました。
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この記事のライター

Mei Mei

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