2020年8月7日 更新

ほめ育てアドバイザーが解説!ママが輝けば子どもも輝く『ほめ育て』子育て法

子育て中の疑問は『ほめ育て』で解決!ママの心を整える思考スタイルと、子どもの自己肯定感や自己効力感を育てるほめ方をご紹介します。

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「ママなのだから我慢すべき…(モヤモヤ)」
「育児のストレスってどう発散したらいいの?」
「どうやって言葉が通じない子どもに伝えたらいいの?」
「ちゃんと伝わっているのかな」

などの疑問は『ほめ育て』で解決!ほめ育てはママの心と子どもの心にグッと寄り添いそれらすべての問題を解決してくれます。

ママの心を整える思考スタイルと、子どもの自己肯定感や自己効力感を育てるほめ方をご紹介します。

ほめ育てとは

『ほめ育て』とは甘やかし育児とは異なり、ポジティブ心理学に基づいた育児メソッドです。ほめ育てを実践すると下記の効果が期待できます。

・子どもの自己肯定感や自己効力感が育つ
・必要な時に的確な叱り方ができるようになる
・ママの育児ストレスが減る
・日々のサイクルがうまく回るようになる
・ママ自身も育児に自信を持てるようになる

「自己肯定感」と「自己効力感」とは

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自分を信じて目標に向かってチャレンジできる子に育てるためには「自己肯定感」と「自己効力感」の両方が大切です。この「自己肯定感」と「自己効力感」を育てるには幼少期のほめ育てが大切になります。自分を肯定できればくじけることなく人生をより楽しめるようになります。

まず「自己肯定感」は、"自分は大切な存在である”という意味。自分の長所だけでなく欠点、弱点、苦手分野などネガティブな側面も受け入れて肯定的に評価できること。また自分の存在をまるごと肯定できるようになることをいいます。
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次に「自己効力感」は、自分がある状況に置かれたとき、必要な行動を「私ならうまく遂行できる」と信じれる気持ちのことをいいます。

自己効力感が低いと「どうせ失敗する」と考えてしまいチャレンジする気持ちが生まれません。自分の実力や可能性への自信です。これは幼少期に自己肯定感を育てることが大切です。

実際に自己を意識するようになるのは1歳半前後と言われています。一般的に3歳~5歳くらいの子は非現実的なほどにポジティブで自分を否定したり、物事を後ろ向きに捉えたりする傾向がまだ低いため自己肯定感も高い傾向にあるとされています。

しかし小学校低学年になると、肯定的ながらも現実的な見方ができるようになってくるので、自分を過大評価するほどの肯定感はなくなってきます。そして小学校中学校高校以降になると、学校での成績や友人との比較が自己肯定感に影響をもたらし始めます。

このように大人になるにつれて自己肯定感というのは下降曲線を描きます。

だからこそ幼少期に子供の存在をママが丸ごと肯定してしっかりと自己肯定感・自己効力感を育てることが大切です。幼少期にしっかりとした自己肯定感を育てる『ほめ育て』を行うことは子供の「生きる力」に直結するのです。

ほめ育て=叱らない子育てではありません。子供を正しい方向に導くために注意すべきポイントは毅然と注意するけれどできている部分はしっかりほめる。それによってこどものバランスの取れた心が育ち、叱りすぎではないかというママのストレスが減り育児サイクルがうまく回るようになります。

上手なほめ方8ポイント

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①「ポジほめ」のすすめ

「いつもいつも」を使ってほめること。

例:「いつも頑張っているね」
  「ずっといい調子だね」
  「次もうまくいきそうだね」
  「これからも大丈夫よ」 など、「いつも」に近い言葉+ほめ言葉を使ってほめる
→しっかり心の部分までほめてもらえたことにより、子供も「僕はできる」「私は大丈夫」という自信が湧いて次へのやる気につながりやすくなります。
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Cocorohanasakuママ Cocorohanasakuママ

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