2021年11月11日 更新

今日から料理の旨味が変わる!安心で優しく離乳食にも使える「だし」の取り方

家族の食卓に欠かせないのが「だし」。基本のだしの取り方をマスターして、毎日の料理に活かしてみませんか?インスタントのものも多く販売されていますが、やってみると意外と簡単で、食事の旨味がグッと広がります。

赤ちゃんの離乳食から毎日のお味噌汁まで、私たち日本人の食卓に欠かせないのが「だし」です。とはいえ、だしを取るのってなんとなく面倒で、ついついインスタントのものに頼ってしまうことも…。でも、離乳食に顆粒の出汁などを使うと、赤ちゃん自身が濃い味に慣れてしまい、その後の味覚にも影響を与えてしまいかねません。
そこで挑戦してみたいのが、“安心で優しいだしの取り方”。やってみると意外と簡単で、食事の味付けにも旨味が加わり、分量を調整することで「我が家の味」を演出することができるんです!筆者も離乳食作りをきっかけにだし作りにハマり、今ではだし取る作業から一日をスタートさせています。
ぜひ基本のだしをマスターして、毎日の料理にいかしてくださいね。

全てを鍋に入れるだけ!簡単な基本の昆布だし

離乳食の初期から始めるなら、昆布だしがオススメです。昆布にはよく聞く「グルタミン酸」という旨味成分が含まれており、自然の美味しさが口の中に広がります。
【材料】
・昆布 5cm
・水  600ml

【作り方】
① 鍋に水と昆布を入れ、火を点けずにそのまま10分置く。
② その後、弱火にかけ、鍋の底に泡ができてきたら昆布を取り出す。
③ 昆布を取り出したら、一度沸騰させて完成。

この時のポイントは、昆布を入れたまま沸騰させないこと。沸騰させてしまうと旨味があまり出ず、ぬめりが出てしまいますので注意してくださいね。

昆布は、一晩水につけておくだけで取れる「水だし」にも使えますが、離乳食に使う場合は、一度火にかける方が安心です。一度作っただしは、製氷器などに入れて冷凍保存しておくと、いつでも使えて便利です。

和食の基本になるかつおだし

かつおだしも離乳食の初期から使える便利なだしです。和食の基本ともなるかつおだしの取り方は、知っていて損することはありません。
【材料】
・鰹節 20g
・水  600ml

【作り方】
① 鍋に水を入れ、お湯を沸騰させる。
② 沸騰したお湯に、鰹節をフワッと入れ、もう一度沸騰させてから火を止める。
③ キッチンペーパーなどで濾したら完成。

だしを取った後の鰹節は、お醤油などで軽く味付けをして、フライパンで水分がなくなるまで炒るとふりかけになります。ごまや海苔などと合わせても美味しいですよ。

楽チンなのに本格的!電子レンジを使うHARIOの「だしポット」

忙しくて、だしを取るのはやっぱりちょっと面倒…という方にオススメなのが、HARIOから販売されている「だしポット」です。
我が家でもこの「だしポット」を使っていますが、電子レンジを使って簡単にだしが取れるので、朝起きたときに今日使う分のだしを取るという習慣が身につき、お味噌汁やだし巻き玉子が美味しくなったと家族からの評判も上々です。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

HARIO だしポット(DP-600-W)

2,750
ポットの底まで届く大きなストレーナーで、だしをしっかり抽出。ストレーナーのへこみ部をポットの淵に引っ掛けて、最後の一滴まで抽出します。口が広いので洗いやすくで衛生的にお使いいただけます。
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この記事のライター

星好きあこ 星好きあこ

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