2019年8月26日 更新

ママのイライラが激減?!子どもに伝わる話し方

子どもの心を傷つけることなく、同時にママのイライラを減らした環境を保てるような「言葉」を意識してみましょう。

日々の家事や仕事に追われながら子育てしていると、子どもと良い関係性でありたいと思いながらも、つい感情的になっちゃって…そんな経験があるママも多いのではないでしょうか?

楽しいこと、幸せなことが多い反面、子育てにはイライラしてしまう場面もつきものです。そんな時にママが発してしまった感情的な「言葉」は、子どもの心を傷つけたり、やる気を失わせてしまうことも。

「子どものため」「しつけのため」と思うからこそママは感情的になりがちですが、ママの思いが空回りしないように、子どもに伝わる「言葉」を意識してコミュニケーションをとってみませんか?

こんな「言葉」使っていませんか?

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「うるさい!」
「いい加減にしなさい!」
「何度言ったら分かるの!」
「まったくもう!」


思い当たることはありませんか?
これらの言葉は、「子ども自分の言うことを聞いてくれなかった」「子どもが同じ失敗を繰り返した」などの時につい、衝動的・感情的になって発してしまいがちです。

そしてこのような言葉を発したあとは、「言いすぎたな…」とママが反省するハメに。

イライラが激変する「言葉」で伝えよう!

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感情的に発した「言葉」では、子どもは『ママが怒っていること』は分かっても、『ママが本当に言いたいこと』は理解ができない場合があります。
例えば、「いい加減にしなさい!」は、つい使ってしまう言葉だと思いますが、ママの言う『いい加減』がどんな状態をさすのか、子どもには理解できません。抽象的な表現だけでは、求められていることを想像できないのが子どもなのです。

ママがいくら声を大にして繰り返しても子どもには伝わらず、それで余計にイライラして、さらに感情的な言葉を発してしまう…イライラしたり、反省したり、ママも疲れてしまいますよね。
そんな悪循環を断ち切るために、子どもに伝わる「言葉」を使ってみましょう!

「うるさい!」→『ちょっといいかな?』

子どものおしゃべりは、表現力や主張する力の成長過程ととらえてみましょう。「うるさい!」は「しゃべっちゃダメ」というメッセージとして伝わり、その力を奪ってしまう可能性があります。
ママが話しているのに子どもがおしゃべりを続けるような場合には、おだやかに話を聞いてほしいことを伝えるのがベストです。

「いい加減にしなさい!」→『そろそろ○○をしてほしいな』

大人に理解できるニュアンスを、子どもも理解できるとは限りません。「いい加減」という言葉がまさにそれで、子どもは怒られていることは分かっても、具体的に何を求められているかまでは分からないものです。
ママ自身も感情で話すのではなく、自分が何を怒っているのか、冷静に頭の整理をして伝えることが大切です。

「何度言ったら分かるの!」→『○回言ったよ、次はできるかな?』

子どもが約束を破った時に言いがちな言葉ですが、「何度」や「いつも」といったフレーズは要注意です。実際は「数回」のことを「いつも」と言っていませんか?
「いつも」と決めつけられると、子ども自身が自分はいつも失敗するダメな人間だと感じてしまうかも。回数を水増しせず、前向きに次回の目標を立ててあげましょう。

「まったくもう!」→『気をつけてね』

ママが本当に伝えたいのは、「ちゃんと注意してね」という気持ちのはずですよね。ママの真意と、子どもに伝わるメッセージにズレが生じないよう、本当のメッセージは何かをよく考えて伝えることが大切です。
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