妊娠中期に入ると、妊婦健診の検査内容が今までよりも少し増えます。また、里帰り出産のタイミングを相談したり、入院について説明があったり、出産に向けて準備に取りかかる時期です。リラックスして受診できるよう、新しく加わる検査内容について知っておきましょう。
腹囲測定
仰向けになって、おなかのもっともふくらんでいるところの腹囲を測ります。これによって赤ちゃんの育ち具合や、子宮の大きさ、羊水の量をチェックします。しかし、ママの脂肪のつきかたで数値は変わるので、赤ちゃんの発育がそのまま数値としてでるとは限りません。
子宮底長測定
恥骨の上端から子宮のいちばん上底までの長さを測ります。この長さと妊娠週数を照らし合わせて、赤ちゃんの発育状態や羊水の量を見極めます。子宮がおなかの上から触ってわかる、妊娠4か月ごろから測定します。
浮腫検査
足のすねを指で押して、その戻り具合で足のむくみをチェックします。むくみがひどい場合は、腎臓へのダメージや妊娠高血圧症候群が疑われていることも。血圧や尿たんぱくの検査と合わせて測定し、体調管理の目安にします。
まとめ
7か月(24週)からは、4週に1回だった健診の頻度も2週に1回に増えます。赤ちゃんとママが安心して出産を迎えるためのものなので、受診は欠かさないようにしましょう。