via www.poplar.co.jp
小学校低学年くらいの年頃の子どもたちに絶大な人気を誇る児童書『かいけつゾロリシリーズ』をご存知ですか?
我が家の次男(小2)のクラスでも今、大人気でみんな競うように読んでいるそうなのですが、筆者にとっても、ゾロリは小学生のころ身近な存在でした。しかも、今年はゾロリシリーズの1作目が出版されてから30周年のメモリアルイヤーで、「かいけつゾロリぴあ」なんて雑誌も出ています。
親子二代にわたって読まれている人気シリーズ『かいけつゾロリ』についてご紹介します。
我が家の次男(小2)のクラスでも今、大人気でみんな競うように読んでいるそうなのですが、筆者にとっても、ゾロリは小学生のころ身近な存在でした。しかも、今年はゾロリシリーズの1作目が出版されてから30周年のメモリアルイヤーで、「かいけつゾロリぴあ」なんて雑誌も出ています。
親子二代にわたって読まれている人気シリーズ『かいけつゾロリ』についてご紹介します。
かいけつゾロリとは?
via www.amazon.co.jp
かいけつゾロリのドラゴンたいじ (1) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の小さな童話) | 原 ゆたか
¥972
ひとり修業の旅にでたゾロリは、あるときお姫さまの花むこにりっこうほすることにしました。そのためにすばらしい計画をたてます。
1987年に発売されたゾロリシリーズ第一作!
いたずらの王者を目指すキツネのゾロリが弟子でふたごのイノシシ、イシシとノシシとくりひろげる、いたずらとぼうけんの物語です。どんなピンチでもあきらめず、とくいのひらめきと発明でのりきるゾロリは、子どもたちのヒーローです。一度本を開いたら、最後まで読まずにはいられない展開の早い物語で、本が苦手な子も「かいけつゾロリ」だけは読むといわれる、子どもたちに大人気のシリーズです。
ゾロリはもともとは『ほうれんそうマンシリーズ』というブタの男の子が、ヒーローになって活躍するお話の悪役でした。(筆者にとってはゾロリ=にくめない悪役というイメージが強いです。)
『ほうれんそうマン』のスピンオフ的に始まったゾロリシリーズでしたが、子どもたちの絶大な支持により、現在61作品が刊行されています。
どうしてそんなに愛されるのか、ゾロリの魅力を筆者なりにまとめてみました。
『ほうれんそうマン』のスピンオフ的に始まったゾロリシリーズでしたが、子どもたちの絶大な支持により、現在61作品が刊行されています。
どうしてそんなに愛されるのか、ゾロリの魅力を筆者なりにまとめてみました。
子どもの興味をひく本のしかけ
via www.amazon.co.jp
かいけつゾロリのかいていたんけん: かいけつゾロリシリーズ61 | 原 ゆたか
¥972
ゾロリたちは、たまて箱とかわいい乙姫さまにあうため海のそこへたんけんに出発! でも、ダイオウイカやシンカイザメがいて……
筆者も子どもの頃夢中になったのですが、作者の原ゆたかさんが描かれる絵は、遊び心たっぷりで、しかけがいっぱい!隅から隅までしっかり眺めたくなります。
最新作の表紙絵の中でも、作者の原ゆたかさんを発見。カバーを取ると、違う絵が現れる場合もあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
最新作の表紙絵の中でも、作者の原ゆたかさんを発見。カバーを取ると、違う絵が現れる場合もあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
時事ネタ・おやじギャグ・下ネタ…笑いの要素が満載
via www.amazon.co.jp
かいけつゾロリ ちきゅうさいごの日 (26) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話) | 原 ゆたか
¥972
最近、図書館で借りてきて、我が家の子どもたちが爆笑していたのが、『かいけつゾロリ ちきゅうさいごの日』。ちきゅうを救う方法はまさかの…。
子どもが読むようになり、改めてゾロリの本を読んで「こんなに時事ネタが盛り込まれていたんだなぁ。」と驚きました。漫画などでもたまに見かける手法ですが、お話と現実世界のリンクをみつけると、お話がぐっと身近に感じられる気もします。
そして、ふんだんに取り入れられているダジャレなどのおやじギャグや「おなら」などの下ネタは、幼児~小学校低学年(特に男子)の大好物だと思います。
下品だから読ませない、という考え方もありますが、「面白いけど、ゾロリ達、ちょっと恥ずかしいね~。」と、子どもたちにとっての反面教師になることもあります。
そして「笑える」「面白い」ということは本を読むうえで大きな原動力となります。
『ゾロリシリーズ』は結構書き込みも多く、情報量の多いお話です。それをしっかり読めるようになることは、読書の楽しみを身を持って知るきっかけになるのでは?と思います。
そして、ふんだんに取り入れられているダジャレなどのおやじギャグや「おなら」などの下ネタは、幼児~小学校低学年(特に男子)の大好物だと思います。
下品だから読ませない、という考え方もありますが、「面白いけど、ゾロリ達、ちょっと恥ずかしいね~。」と、子どもたちにとっての反面教師になることもあります。
そして「笑える」「面白い」ということは本を読むうえで大きな原動力となります。
『ゾロリシリーズ』は結構書き込みも多く、情報量の多いお話です。それをしっかり読めるようになることは、読書の楽しみを身を持って知るきっかけになるのでは?と思います。