2020年2月4日 更新

「揚げ物がベチャっとしちゃう」問題と決別!美味しく揚げるコツは○○にアリ♡

みんな大好きな揚げ物料理!でも、いざ思い切って挑戦してみると…「あれ?なんだか知ってる揚げ物とちがう…」と、悔しい思いをしたことはありませんか?今回は、同じ経験をして何度も涙を呑んできた筆者が、揚げ物料理をうまく揚げる、シンプル・簡単なコツをお届けします♡


外はカリッ!中はジュワ~っと肉汁が溢れる鶏の唐揚げ。ほくほくのジャガイモにソースをたっぷりかけて頬張りたい、昔ながらのコロッケ。甘辛いおつゆで、いくらでも魚介やお野菜を食べられちゃう、サクッと天ぷら。

衣があることで食べごたえもあって、熱々のまま食べられる揚げ物メニューは、いつの時代も性別・年齢を問わず人気料理の定番です。
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そんな揚げ物料理ですが、実際につくって見ると「普通にカラっと揚げる」ただそれだけのことが、思った以上に難しいことも。「進んでつくろうと思えない…」というママも多いのではないでしょうか?

かく言う筆者も、つい最近までは揚げ物を避けてきた主婦のひとり。揚げ物ってどこか太りそうなイメージもあり「敢えて食べなくてもいいかな…」と考えていました。

しかし、そう考えるのはやっぱり女性だけ。世の男性と同じく、我が家のパパは大の揚げ物好き!その情熱は、週に2~3回でも天ぷらやトンカツを食べても飽きないほど。

夫がそこまで好きな料理なら、妻たるもの、やっぱりおうちでも作ってあげたい!「天ぷらならお野菜もたっぷり摂れるし、具材次第では意外とヘルシーかも♡」と考え方も切り替え、パパのためにいっちょ作ってみるか!」と思い立ったのでした。

天ぷら好きなパパのために…!揚げものに挑戦するも、悲惨な仕上がりに涙。

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でも、苦労したのがここから。料理にはそれなりに自信があった筆者ですが、はじめて挑戦した天ぷら達はどれもベチャっとしてしまい、見るも無残な状態に…(涙)慌てて「揚げ物 ベチャベチャ 復活」などで、リカバリー方法を検索したものです。

「油の温度を制する者が揚げ物を制する」手軽な温度チェックで、失敗を回避!

そんな苦い体験を通して、どうにか美味しい唐揚げを揚げられないかと、さっそくGoogle先生に助けをもとめた筆者。そこで、つきとめたのが「衣をサクっと揚げるには、温度が鍵を握っている」ということでした。
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通常揚げ物をする際、高温の油に衣を入れると衣の中の水分が蒸発をして、スポンジのように空洞の状態になります。その隙間に油が入り込むことで、衣がサクッと仕上がるという仕組み。でも、油が十分に温まっていないと、水分が蒸発せずに、衣の中にとどまってしまうため、筆者のようにベチャっとした仕上がりになってしまうのだとか。

また油の温度は、揚げ始めだけでなく、揚げている途中でも変化するので注意が必要。まとまった量を一度に揚げてしまおうと欲張ると、食材に含まれる水分が油の温度を下げてしまうのです。

こうして、ようやく揚げ物がベチャっとしてしまう原因をつきとめた筆者。とにかく大事なのは一に温度、二に温度。そこで次回から揚げ物のときには、読者のみなさまにもぜひ温度チェックをしていただきたいのですが、その際には「菜箸」を使う方法がおすすめです。
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やり方はとっても簡単。菜箸を軽く濡らして、ふきんやキッチンペーパーで水分をふきとってから油に入れるだけ。こうすると菜箸から泡がしゅわーっと出てくるのですが、その泡の出方で、油の温度を手軽にチェックできるんです♪

菜箸から出る泡が大きくなり、勢いが増すほど温度が高い印。細かい泡がぽつぽつと菜箸の先から上がれば低温(150℃~160℃)、その泡が箸全体から出るようになれば中温(170℃~180℃)、大きな泡が勢いよく上がれば高温(180℃~190℃)まで温まった合図です。
とは言うものの、レシピでいちばん多く登場するのは中温!油を温めながら、こまめに菜箸を入れてみて、泡がシュワ~っと出てくるのを待ってから揚げ始めればOK♪あまり難しく考えずに、慣れてくると音でもわかるようになってきますよ!

まとまった量を揚げたいときにも、一気に食材を油へ投入してしまうのではなく、「温度を確かめてから次の食材を揚げる」を意識すれば失敗を防げます。

ビギナーママは、まずコレに挑戦して♡お弁当にもぴったりな『コロコロさつま揚げ』

ここまで読んで「これならできるかも!」と思ってもらえたママさんに、ぜひはじめの第一歩として試してもらいたいのが“手づくりさつま揚げ”です。
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