ベストセラー『食堂かたつむり』の著者が描く、鎌倉を舞台した心温まる物語。読んだ後は、幸せな気持ちになること間違いなしです!
第3位『罪の声』 塩田武士(著)
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逃げ続けることが、人生だった。
家族に時効はない。今を生きる「子供たち」に昭和最大の未解決事件「グリ森」は影を落とす。
「これは、自分の声だ」
京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。
昭和最大の未解決事件「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは。全世代必読の一冊です!
第2位『みかづき』 森絵都(著)
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小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。
女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、
塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い――。
昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編。「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」森絵都さん渾身の大長編傑作です。
第1位『蜜蜂と遠雷』 恩田陸(著)
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3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「芳ヶ江を制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた——。
自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。
天才少女としてCDデビューもしながらも、母の突然の死去以ピアノが弾けなくなった栄伝亜夜20歳。
音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマン 高島明石28歳。
完璧な優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。
彼ら4人をはじめとする数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
構想から12年、取材11年、執筆7年。ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った恩田陸さんの青春群像小説。
第156回直木三十五賞を受賞した、著者渾身、文句なしの最高傑作が2017年本屋大賞を受賞しました!
第156回直木三十五賞を受賞した、著者渾身、文句なしの最高傑作が2017年本屋大賞を受賞しました!