猛威を振るっているノロウイルス
via ja.wikipedia.org
ノロウイルス感染症というと、有効なワクチンがなく、感染すると激しい嘔吐や下痢に苦しむ非常に症状も感染力も強い感染性胃腸炎で、毎年冬を中心に流行をしているものですが…。今年は例年とは違った型のものも含め、大変な猛威を振るっているようです。
国立感染症研究所は13日、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者報告数が直近の1週間(11月28日~12月4日)で、1医療機関あたり17・37人に上ったと発表した。最近の同期比では2006、12年に次ぐ水準で、猛威をふるっている。近年流行していなかった型のウイルスが原因の一つとみられ、免疫のない幼児が集まる保育所などを中心に集団感染も発生している。専門家は予防のため、食事や調理前などに積極的に手洗いをするように呼びかけている。
上のニュースによると、以下の10都県では警報レベルのようです。お住まいの地域が当てはまる場合も、そうでない場合も、これからの季節よりいっそう注意が必要となってきますね。
警報レベル(1医療機関当たり1週間でのノロウイルスの患者数が20人を超えている)の地域一覧
宮城・山形・三重・埼玉・東京・神奈川・奈良・宮崎・千葉・兵庫(ニュース掲載の順)
今からできるノロウイルスの予防法
特に子どもをもつママの皆さんに、今日から心がけてほしいノロウイルスの予防法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
手洗い・うがい・マスクで基本的な予防を徹底しよう!
外から帰った後、食事の前、トイレの後など、今一度家族みんなで手洗い・うがいをしっかりするよう見直しましょう。マスクは、大人は鼻部にワイヤーが入ったものなどでしっかりフィットさせ、ウイルスが侵入しないよう装着するよう心がけましょう。子どもはできる範囲の予防を徹底させましょう。