2021年11月14日 更新

指先の知育遊び5選!家庭にあるもので指先遊びをしよう♪

「指先は第2の脳」と言われます。乳幼児期から指先を使う経験をすることで、どんどん手先が器用になっていきます。この記事では元教師の筆者が、お子さんたち・息子に実践してきた指先を使う遊びをご紹介します。

指先が第2の脳と言われるのはなぜ?

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一体、なぜ「指先は第2の脳」と言われるのでしょうか?

答えは「指先には、脳につながっているたくさんの神経があるから」です。小さいうちから、指先を使う経験を続けることによって、脳が活性化され、お子さんはどんどん器用になっていきます。

指先の中でも、特に「親指」「人差し指」「中指」の3本を意識的に使うと、より効果的に手指の器用さが身についていきます。この3本の指は、食具(スプーン・箸)や工作道具(はさみ・のり)などを使うときにメインとなる指だからです。

乳幼児期から指先をたくさん使うことで、スプーンや箸の持ち方、鉛筆の持ち方、はさみの使い方なども、スムーズにマスターすることができることでしょう。

それではここからは、元支援学校の教師である筆者が、学校現場で出会ったお子さん方や息子の育児で取り組んできた「家庭にあるものでできる知育遊び」をご紹介します。

家庭でできる指先の知育遊び5選

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①ペットボトルマラカス遊び(0歳~3歳)

【材料】
・ペットボトル
・ビーズやどんぐり、切ったストロー、木の実など

【遊び方】
0歳~:ペットボトルにビーズやどんぐりなどを入れる、シャカシャカ振って音を楽しむ
2~3歳:ペットボトルの蓋を開ける、ペットボトルの蓋を閉める

〈遊び方のポイント〉
ペットボトルの開け閉めも、とても良い指先の知育になりますので、2歳以上のお子さんには、ぜひ挑戦させてあげてくださいね。このときも、「親指・人差し指・中指」を意識的に使えると素晴らしいです。0歳頃のお子さんは、「ペットボトルの穴に物をつまんで入れること」や「完成したマラカスを振る・音を楽しむこと」を大切にしてあげてください。

②手遊び・指遊び(1歳~)

手遊び・指遊びも、指先の知育にぴったりです。0歳~1歳頃は、「まねっこ」をメインに親子で楽しめると良いですね。1歳半頃からは、手全体での表現や指先を使った表現を楽しんでみてください。手遊び・指遊びは、指先の知育だけではなく、お子さんの豊かな感性を育むことにもつながっていきますよ。

③新聞紙びりびり・ぐるぐる遊び(1~2歳)

【遊び方】
・新聞紙をびりびり破る。(これだけでも十分指先を使えます)
・破った新聞紙を手全体を使ってぐるぐる丸める

〈遊び方のポイント〉
お子さんが2歳以上であれば、破る遊びは「親指」「人差し指」「中指」を使うことを意識させてあげると良いですね。特に破り始めは、この2本の指が上手く使えるとスムーズです。「ここ(3本の指を指差して)に力を入れてみて!」などの声かけがあると、お子様もわかりやすいと思います。1歳頃のお子さんは、手全体を使って遊ぶ楽しさを感じられるようにしてあげましょう。

④ストローひも通し(2歳~)

【材料】
・ストロー2~3本(好きな長さにカット)
・30cmくらいのひも(お好みで)

【遊び方】
①ひもに、カットしたストローを通す。
②通し終わったら、端同士を結んで完成!(かわいい飾りになります。)
☆ストローひも通しアレンジバージョン
色違いのストローを使うと、少し難易度が上がって楽しいですよ。

【材料】
・適当な長さに切った色違いのストロー(3色くらいあると楽しいです!)
・30cmほどのひも
・色見本(紙にマーカーなどで、「赤・黄色・青」の印を書いたもの。ここで書いた色の順でひも通しをしていきます。)

【遊び方】
①色見本と同じ色のストローを順番に、通していく。
②端同士を結んで完成!

この遊びをすることによって、指先が器用になるだけでなく、「色の弁別」ができるようになったり、「集中力」「見る力」なども養われていきます。
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この記事のライター

みかん・元特別支援学校の先生ママ みかん・元特別支援学校の先生ママ

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