2019年5月26日 更新

肌と腸の調子を整えよう!ヨーグルトの種類まとめ

美肌のためには「肌」と「腸」双方からアプローチを!肌と腸の調子を整えるのにお役立ちのヨーグルトを菌株別・機能別にご紹介します。

肌と腸は似ている!?

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肌荒れが気になるとき、きまって便秘気味・・・なんてことありませんか?

よく肌の調子は腸に関係しているといわれますが、実は肌と腸は密接に関係している上に「似ている」ところもあると、慶應義塾大学 先端生命科学研究所の福田真嗣特任准教授は述べています。
口から肛門までは1本の管になっており、その管の内側は外環境と接しています。つまり、腸内は「体外」なんです。そして肌も、外環境と直に接しているため、どちらも外環境に接する体表面という点で一緒です。この体表面には、様々な微生物が棲み着いていたり、免疫系が発達していたりする点もよく似ていますね。
via 資生堂アレルギー資料
肌と腸には、こんな意外な共通点があったとは!どちらも「体表面」であり、「様々な微生物が棲みついて」いたり、「免疫系が発達」していたりするということ。なんとも不思議なものです。

肌荒れしたら腸を整えよう

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実際、便秘になると肌トラブルにつながるしくみはわかっているそうです。ファンケルの公式サイトでは、次のようなことが述べられています。
腸内環境が悪化し、便秘になると、腐敗産物であるフェノール類やパラクレゾールなどが腸内に蓄積されます。それらが血液に吸収され、全身にゆきわたると、肌のトラブルにつながります。実際に快便の人と便秘の人を対象に調査を行ったところ、便秘の人は乾燥やにきび、吹き出物などの肌トラブルが多いことがわかりました。
もし、いつも便秘がちという方は、腸内環境を整えることが一つの方法といえそうです。

腸を整えるにはヨーグルトを

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腸内環境を整えるためには、どうすればいいのでしょうか?

NHKの健康chで解説している管理栄養士の小山浩子さんによると・・・
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は善玉菌の一種で、腸内のほかの善玉菌を活性化させて悪玉菌の増殖を抑える働きがあると考えられます。善玉菌が活性化することにより、「便秘の改善」「一部の感染症の予防」「糖尿病などの生活習慣病の改善」などが期待できると言われています。
また、先の福田特任准教授は、近年の花粉症などのアレルギー増加の原因は、衛生環境が整っているため、免疫のバランスが崩れていることにあるといいます。

そこでヨーグルトなどの発酵食品で微生物刺激を与えることで、免疫のバランスを整えることを勧めています。
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あずさママ あずさママ

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