1歳頃から始まる「ごっこ遊び」。はじめは自分の中の世界だけで遊んでいる子どもも、1歳半、2歳と成長するに従って、道具を何かに見立てて使ったり、周りの人を遊びに巻き込んだりと遊びの幅が大きく広がっていきます。
筆者の娘もごっこ遊びが大好きで、コックさんや歌のお姉さん、おみせやさんなどになりきって毎日楽しそうに遊んでいます。そんな娘の姿を見ていると、ごっこ遊びを通して知育に欠かせない3つの力が身についていることに気付きました。そこで今回は、ごっこ遊びの魅力についてレポートしていきたいと思います。
筆者の娘もごっこ遊びが大好きで、コックさんや歌のお姉さん、おみせやさんなどになりきって毎日楽しそうに遊んでいます。そんな娘の姿を見ていると、ごっこ遊びを通して知育に欠かせない3つの力が身についていることに気付きました。そこで今回は、ごっこ遊びの魅力についてレポートしていきたいと思います。
物事をよく見る観察力
via genki-mama.com
子どもは物覚えが早いので、親のしぐさや口調をすぐに真似をして、大人のほうが驚かされるということがよくあります。それはつまり、子どもの観察力がとても優れているということ。テレビのリモコンの使い方や料理の仕方など、こちらが教えていなくても子どもは親の様子をじっと見て学習しているようです。
子どもは観察することで身の回りのことを覚えていきます。だからこそ大人も子どもに見られても良いような口調や振る舞いなどを心がけていきたいですね。
子どもは観察することで身の回りのことを覚えていきます。だからこそ大人も子どもに見られても良いような口調や振る舞いなどを心がけていきたいですね。
自分もやってみようという意欲
via genki-mama.com
子どもが大人を観察していくと、「次は自分もやってみよう!」という意欲やそれに伴う行動力がわいてきます。娘も料理をする筆者の隣にやってきて、おままごとの包丁を手に野菜を切る真似などをするようになりました。
キッチンは危ない道具も多いので本当は入ってほしくはないのですが、子どもの中に生まれた「やりたい」という意欲を消してしまわないよう、周囲に注意をしながらできる限りのことはやらせてみようと思っています。
そうすることで「やりたい」が「できた」という達成感に繋がり、そこから次の「やりたい」が芽生えていくので、できることを増やすためにもまずは意欲を育てていきたいと感じています。
キッチンは危ない道具も多いので本当は入ってほしくはないのですが、子どもの中に生まれた「やりたい」という意欲を消してしまわないよう、周囲に注意をしながらできる限りのことはやらせてみようと思っています。
そうすることで「やりたい」が「できた」という達成感に繋がり、そこから次の「やりたい」が芽生えていくので、できることを増やすためにもまずは意欲を育てていきたいと感じています。
人と関わるための想像力
via genki-mama.com
ごっこ遊びをしていると、相手や状況によって返ってくる反応が異なります。ごっこ遊びの相手が親などの家族であればある程度は自分の思ったようにできますが、お友だちだと全く思ってもみない反応が返ってきたりもします。
そんな時に大切なのが「想像力」。自分がこうすることで相手はどうするか、また相手はどうしてそういう反応をするのかを考えることにも繋がっていきます。筆者の娘もお友だちと病院ごっこをしていた時、頭が痛い、おなかが痛いと違う症状を訴えるお友だちに背中をさすったり、おもちゃの薬を処方したりと、本人なりに想像力を働かせて対応していました。
予想外のことが起きたときにも慌てない心を育てるためにも、創造力は大切な力だと実感しました。