2024年5月14日 更新

【雑学】『BIO先進国』フランスのオーガニック事情についてご紹介♪

日本でも関心が高まっている「オーガニック」。筆者が住んでいるフランスは『BIO(オーガニック)大国』と言っていいほど普段の生活に浸透しています。そんなフランスのBIO事情についてご紹介します。

BIO(ビオ)とは?

「美食の国」「農業大国」…など、フランスの「食」についてこのようなイメージが浮かぶ方も多いでしょう。

フランスのスーパーやマルシェ(市場)で買い物していると良く見かけるのが『BIO(ビオ)』の文字。フランス語で「オーガニック」の意味になります。

日本でも昔に比べてオーガニック製品は増えてきている印象ですが、やはり「オーガニック先進国」のフランスに比べると手に入りにくいと感じます。

オーガニック食品 国別消費ランキング 2019年

The World of Organic Agriculture. Statistics and Emerging Trends 2021 (342650)

via The World of Organic Agriculture. Statistics and Emerging Trends 2021

BIOのマーク

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右側がフランス農務省認定のBIOのマーク。ABは「有機農業」を意味する「Agriculture Biologique」の略です。

左側のマークはEUの規定によって認定されたオーガニック製品につけられます。

価格は?

オーガニック製品というと高いイメージがありますよね。

フランスでの価格ですが、筆者が普段買い物しているスーパーでは、オーガニックでないものに比べて数割程度高いくらいで、物よってはオーガニック製品の方が安い場合もあり、購入しやすい価格設定です。

環境にも優しい

身体のことを考えてオーガニック製品を選ぶだけでなく、オーガニック製品の消費・生産が増えることで、農薬などを使わず土壌汚染も少なくできるというメリットも。

BIO専門店が多い

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日本でもオーガニック専門店が増えてきていると思いますが、都内などが多いイメージで、筆者の地元(埼玉県)ではあまり見かけません。

フランスではチェーン店のBIO専門スーパーが何種類かあり、パリ市内はもちろん人口が少ない町にも店舗があります。

上記写真のBIO専門スーパー「NATURALIA」は、パリを中心にフランス国内で200店舗以上あります。

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この記事のライター

Mei Mei

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