生まれてからずっと、おっぱいやミルクで栄養をとっていた赤ちゃんも、首がしっかりとすわる頃になると「離乳食」がスタートします。離乳食期は、赤ちゃんが大きくなった時に食事から必要なエネルギーをとれるようにするための、いわば練習期間です。そんな大切な離乳食を始める前にママが知っておきたい7大ポイントをご紹介します。
1.食事の楽しさを伝えよう
離乳食は、これから一生続く食生活のスタート。生きる基本である「食べる」=「楽しい」と赤ちゃんが感じられるようにしてあげたいものです。食事が義務や苦行にならないよう「おいしいね!」など声をかけながら、リラックスして進めましょう。
2.食品は加熱が原則
赤ちゃんは細菌に対する抵抗力が弱いので、食中毒予防の点からも加熱が原則です。加熱することで食物アレルギーのリスクを減らせるメリットもあります。トマトやフルーツ、ヨーグルトなどは、7~8ヵ月頃以降、衛生面に十分注意しながら少しづつ与えましょう。
3.タンパク質を与える時は慎重に
赤ちゃんがモグモグ離乳食をよく食べてくれると、嬉しくなってどんどん食べさせてしまいがちですが、はじめての食品を食べさせる時は慎重に進める必要があります。特にタンパク質は腎臓に負担をかけたり、食物アレルギーの原因になることがあるので注意しましょう。
4.味つけはしないorごく薄くする
赤ちゃんの腎臓機能は未熟なので、大人と同じ味つけでは負担が大きすぎます。塩分は基本的に使わないか、ごくごく薄味にしましょう。素材本来の甘みや旨味を覚える時期と考えましょう!