2024年11月13日 更新

○○○がダントツ!子どもに就いて欲しい仕事ランキング10

将来を担う子どもたちには、どんな仕事に就いてほしいと考えているのでしょうか? 様々な職業がある中で、親世代が子どもに望む仕事について490人を対象に調査を行いました。

子育てをしている方の中には、「他の人は自分の子どもにどんな職業を期待しているんだろう?」「どのような職業が親から人気なのだろう」と思っている方もいるのではないでしょうか。株式会社AZWAYは、10代から60代以上までの490人を対象に「子どもに就いて欲しい職業」についてアンケートを実施しました。
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【調査概要】
調査対象:10代から60代以上までの人
調査期間:2024年8月3日〜9月21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:490人(女性 310人/男性 180人)
回答者の年齢:10代0.7%、20代24.5%、30代35.3%、40代25.5%、50代10%、60代以上4%

子どもに就いて欲しい仕事ランキング10:会社員がダントツ!

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10代から60代以上までの回答者490人に「子どもに就いて欲しい仕事」について聞いたところ、「会社員」が240人で1位、2位が「公務員」で201人、3位が「薬剤師」で105人という結果になりました。1位と2位は3位にダブルスコアをつける結果となっており、会社員と公務員の人気ぶりがうかがえます。職業別に、選んだ理由を見ていきましょう。

1位:会社員

・「自分は今フリーランスで働いていて、安定した収入を得ることができています。しかし、最初の方は全然案件がとれなくて、メンタルを病んでしまったときがありました。そのときが本当に辛かったのを覚えているので、自分の子どもには経験させたくありません。なので、安定している会社員か公務員として働いていて欲しいと思っています。」(30代男性)

・「親は自営業、結婚相手も自営業をしており、常に身近で見ているせいで自分で会社を経営していく大変さは身に染みてわかります。そういう私は新卒からずっと会社員として働いています。会社員として働くのは思い通りにならなくてストレスを感じることもありますが、とりあえず会社に行って働いていればお給料はもらえるので安定と安心感があります。チャレンジ精神があることは良いことだと思いますが、とりあえずは会社員として働いてほしいと思います。」(30代女性)

・「自分が子供の頃は、親が安定した仕事に就きなさいといってくるのが嫌でした。しかし、自分が受験、就活など様々な人生の過程を経る中で、当時の親の気持ちが分かるようになってきました。今は保険会社の総合社員として働いていますが、仕事量に見合った給料や、好きな時に休めるくらいは有給が付与されており、むしろ遊びや自己研鑽にかける時間や気持ちの余裕があるので自由だとすら感じます。子どものうちは気付けない自由があるという観点で、安定した会社員や公務員についてほしいです。」(20代女性)

約半数の人に選ばれた会社員ですが、「安定しているイメージ」に対しメリットの声が上がっています。フリーランスのような自由さはありませんが、会社員は安定したお給料をもらえ、福利厚生も充実しています。そうした心の平安をもたらしてくれる「安定」に魅力を感じている人が多いと言えるでしょう。

2位:公務員

・「公務員については、犯罪者という部類にならなければ将来が決定されており、安定しているから子供に対しては公務員になってほしいと考えました。一方で、会社員については、私個人の経験ですが、チームを率いる立場になることで社会とか、会社に貢献することを意識するようになるので高みを目指して挑戦していくという観点から子供に対して会社員という選択肢も考えてほしいのです。」(30代男性)

・「自分自身が公務員なので、ノルマや成果主義がなく休みもとりやすく、福利厚生もとても充実しているので、子供には是非公務員になって欲しいと考えております。 ただ、自分の勤務している職場でも心身的な不調で休む人が少なくなく、パワハラもあるのでそういうことには負けないで、立派に勤めて行って欲しいですし、えらくなって欲しい。」(50代男性)

・「自分は会社員(正社員)です。コロナを経験し本当に正社員で良かったと思いました。でも業績が下がり給与にも影響がありました。その点、公務員は安定しているので、子供がなってくれたらとても安心です。また薬剤師など専門的な知識があると一度辞めても再就職しやすいと思うので何か手に職を付けて欲しいと考えています。」(40代女性)

公務員を選んだ人からは、会社員と同じく「安定」に対してメリットを感じる声が多く上がっていました。休みを取りやすいことや福利厚生に魅力を感じている人もおり、QOLを考えて選んでいる人が多いとわかります。

3位:薬剤師

・「私も自分の子供には安定していて高収入な仕事について欲しいと望むのではないでしょうか。 医療系であれば いつの時代も、食には困らないと思います。 医者ももちろん良いですが、そこまでお金をかけれないので看護師や薬剤師だったら良いなと思います。ただしやはり本人の望みが一番だと思うので、他のことをやりたいんだったら そちらを尊重したいと思います。」(40代女性)

・「私は自分が薬剤師なので、子どもにも医療系の職種に就いてもらえたら嬉しいと思います。医療の仕事の最大のメリットは、仕事を通じてやりがいを日々感じられるという点だと自負しています。目の前の患者さんやご家族が困っている中で、自分の声がけや業務の中での選択ひとつひとつが彼らを救うことにつながっていると感じることが多く、大変な仕事ではありますが、誇りを持って続けられる仕事になると思います。」(30代女性)

・​​「これからもっとAIが進歩して、さらに大量の移民がやってくることを考えると、夢を追うよりも、厳しい状況下でも確実に需要がある専門職に就いてほしいと思います。具体的には、ズバリ「医療職」です。これならば需要がなくなることはあり得ないので、世の中がどんな状況になっても確実に「食っていける」職業です。将来の日本においては、残念ながら夢ややりがいを語るのはかなり難しいと思います。私ももう一度人生をやり直せるなら間違いなく医療職を選びます。」(50代男性)

薬剤師を選んだ人からは、どのような状況になっても需要があるところにメリットを感じている人が多くいることがわかります。また、医師になるには非常に高額の授業料などが必要になるため、そこまで手を掛けられない人からも支持が集まっています。
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この記事のライター

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