2024年6月20日 更新

こうして発覚した!子どものアレルギー発覚のきっかけと長い道のりだった治療法

子供のアレルギーは怖いものです。我が家の姉妹は二人ともアレルギーっ子。我が家の長女がどのようにしてアレルギーが発覚したのか、どんな治療をしたのかをまとめました。

アレルギー発覚の経緯

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長女のアレルギーが発覚したのは生後10か月の頃でした。出産した産院で離乳食講座があり、参加しました。講義の後に離乳食のメニュー紹介があり、実際に配られた離乳食をその場で試食するというものでした。

その日出されたものは赤ちゃん用のお好み焼きです。柔らかく煮た野菜のみじん切りを生地に混ぜて焼いたものでした。一口食べさせてみると、長女はとても嫌がりました。それまで離乳食は順調に進んでいて嫌がることもなかったので、もう一口食べさせてみましたがやはり嫌がったため食べさせるのはあきらめました。

それから30分ほど経ち、離乳食講座が終わった頃に長女の様子がおかしいことに気づきました。

全身が紫色に!

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顔や首に赤い発疹のようなものが出始めていました。そして、心なしかぐったりしているようにも見えました。驚いた私はその場にいた助産師さんに声をかけて見てもらったのですが、そういえば少し赤い?ただ眠いのかも知れないよ?と言われてしまいました。

そういうものかな?と一度は帰り支度を始めたのですが、そのわずかな時間にもどんどん赤みが増し、赤紫に近い色になってきました。不安になった私は産院の受付にお願いして近隣のアレルギー外来がある病院を探してもらいました。
幸い近くに見つかったためタクシーに乗って大急ぎで向かったのですが、シートに座り、腕の中の長女をよく見ると、なんと足の裏まで紫色になっていたのです。服を着ていたので顔や首しか見ていなかったのですが、全身紫色になっていると気づいたときは震えあがりました。

アレルギー外来で叱られる

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病院に着くと、長女を見た看護師さんが顔色を変えて診察室に走り、すぐに診てもらえることになりました。その時診察したのはご年配の女医さんでした。離乳食講座に出たこと、そこで食べた物を原材料のプリントを見せて説明すると、突然怒鳴られました。

「こんな小さい子になんでこんなにたくさんの食材を一度に食べさせるの!?そもそも産院て言っても病院なんでしょう?どうしてそこですぐ処置してもらわないの!?こんなひどいことになって!入院よ!!!」そして、点滴をするからと待合室に出されてしまいました。

泣いてる私に声をかけてくれた先生

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あまりのショックに待合室に座って泣いていると、白衣を着た男の人がスッと隣に立ちました。そして前を向いたまま小さな声でひそひそと何か話し始めたのです。

「たぶん卵かな。でも大丈夫。食べれるようになるよ。今はね、食べて慣らしていく治療があるからね。小学校にあがるまでにきっと食べれるようになるよ。大丈夫、大丈夫」

そして私に向かってうんうんとうなずいて、すっと去っていきました。

点滴で無事回復

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