お子さんが通う保育園では、年に1~2回ほど保護者会が開かれていることと思います。保護者会は、お子さんの保育園での生活ぶりを知り、先生方の人柄や保育方針などを理解できる貴重な機会です。
この記事では、保護者会でどのようなことが話し合われるのか、保護者同士が円滑にコミュニケーションを取るためのコツなど、筆者の経験を交えながら、保護者会について詳しく解説します。
この記事では、保護者会でどのようなことが話し合われるのか、保護者同士が円滑にコミュニケーションを取るためのコツなど、筆者の経験を交えながら、保護者会について詳しく解説します。
「保護者会」ってどんなことするの?
お子さんを保育園に通わせている親御さんは、普段仕事をしていることもあり、なかなか他の保護者の方たちと交流を交わす機会は少ないもの。
筆者においても送迎の時間がだいたい同じ親御さんとは挨拶を交わしたり、少し立ち話することもありますが、そうでない親御さんとはほとんど顔を合わせることすらありません。そんな状況の中「保護者会」は貴重な交流の場となるのです。
保育園によっても異なると思うのですが、今回は筆者の子どもたちが通う保育園を例にあげてご紹介させていだだきます。
筆者においても送迎の時間がだいたい同じ親御さんとは挨拶を交わしたり、少し立ち話することもありますが、そうでない親御さんとはほとんど顔を合わせることすらありません。そんな状況の中「保護者会」は貴重な交流の場となるのです。
保育園によっても異なると思うのですが、今回は筆者の子どもたちが通う保育園を例にあげてご紹介させていだだきます。
保護者会の流れ
①園長からのご挨拶
②保育園での子どもたちの様子聞いたり、実際にスライドショーや動画で観賞する
③各クラスにわかれ、子どもたちが普段食べているお給食の味を試食
⑤担任の先生からのご挨拶や、園児たちの発達の状況、園での様子を聞く
⑥保護者ひとりひとり、自己紹介および各家庭での子どもの様子を発表したり、子育ての悩みなどを相談する
②保育園での子どもたちの様子聞いたり、実際にスライドショーや動画で観賞する
③各クラスにわかれ、子どもたちが普段食べているお給食の味を試食
⑤担任の先生からのご挨拶や、園児たちの発達の状況、園での様子を聞く
⑥保護者ひとりひとり、自己紹介および各家庭での子どもの様子を発表したり、子育ての悩みなどを相談する
「保護者会」は保育園生活における不安解消の場
保育園生活には、慣れない環境や園でのルールなど、保護者にとっても不安要素がたくさんあります。筆者も最初は、子どもの様子や保育園のシステムについて分からないことだらけで戸惑いました。
子どもたちは少なくとも5時間以上、中には9時間以上園で過ごしますので、平日であれば家族よりも長く保育園と関わることになります。安心して仕事をするためにも、子どもたちを保育してくださる園や先生方とは積極的にコミュニケーションをとるべきだと考え、保護者会に参加するようにしました。
私たちが仕事をしている間、わが子を保育をしてくださってる先生たちがどんな方なのか、知らないよりも知っておきたいですよね。コミュニケーションが取れていたほうが、園生活もスムーズにいくことでしょう。
乳児、幼児であっても、ひとりひとり個性があり、同じ学年でも成長のスピードも様々。先生方は園児ひとりひとりの特徴や個性を尊重しながら、その月齢別で集団生活のプログラムを設定しています。
お互いに細やかなやり取りがあれば、更に子どものことを把握してくださいますし、先生も対応しやすくなるのではないでしょうか。
子どもたちは少なくとも5時間以上、中には9時間以上園で過ごしますので、平日であれば家族よりも長く保育園と関わることになります。安心して仕事をするためにも、子どもたちを保育してくださる園や先生方とは積極的にコミュニケーションをとるべきだと考え、保護者会に参加するようにしました。
私たちが仕事をしている間、わが子を保育をしてくださってる先生たちがどんな方なのか、知らないよりも知っておきたいですよね。コミュニケーションが取れていたほうが、園生活もスムーズにいくことでしょう。
乳児、幼児であっても、ひとりひとり個性があり、同じ学年でも成長のスピードも様々。先生方は園児ひとりひとりの特徴や個性を尊重しながら、その月齢別で集団生活のプログラムを設定しています。
お互いに細やかなやり取りがあれば、更に子どものことを把握してくださいますし、先生も対応しやすくなるのではないでしょうか。
子どもたちは園生活で普段と違う姿を見せています
子どもたちだってオンとオフがあって当然。園では集団生活に併せた姿を見せています。お家ならわがままを言える部分も保育園では我慢をしてみたり、いつも以上に頑張っているはずなのです。
お家では甘えモードになって当然。ある程度受け止めてあげたいですよね。ところが保育園ではお家では見せないようなしっかりした言動をしているケースもありますので、そんな話も先生たちから伺えたりして、新しい発見があったり、結構楽しいものです。
お家では甘えモードになって当然。ある程度受け止めてあげたいですよね。ところが保育園ではお家では見せないようなしっかりした言動をしているケースもありますので、そんな話も先生たちから伺えたりして、新しい発見があったり、結構楽しいものです。
保護者同士で悩みを共有。
保護者会のフリートークでは多くの質問が寄せられます。「家ではこうだけど、みなさんはどうしてますか?」と言った質問が多く、トイレトレーニングや食事の様子、特にイヤイヤ期の乗りこえ方など、各家庭の工夫を聞くことができます。
例えば、以下のような疑問や不安を共有し、解決策を見つけることができます。
例えば、以下のような疑問や不安を共有し、解決策を見つけることができます。
不安や疑問 | 交流を通じての解決策 |
---|---|
子どもの食事や睡眠の心配 | 他の保護者の経験談や工夫を聞く。 |
保育園の行事や準備物の疑問 | 先輩保護者からのアドバイスをもらう。 |
子どもの友達関係の悩み | 同じクラスの保護者と情報交換する。 |
具体例①:食事に関する質問
Q. 〇〇の母親です。おやつはよく食べるんですけど、お野菜を全く食べてくれない。みなさんはどんな工夫をされてますか?
A.具だくさんのお野菜を細かく切ってカレーにすると以外に苦手な食材もいけるんです。カレーであれば喜んで食べてくれますよ。
A.具だくさんのお野菜を細かく切ってカレーにすると以外に苦手な食材もいけるんです。カレーであれば喜んで食べてくれますよ。
具体例②:トイレトレーニングに関する質問
Q. 〇〇の父です。そろそろトイレトレーニングかな、と思っているんですが、どのように始めたらいいですか?
A.朝一、トイレに座らせてみるとこから始めてみてます。その時たまたま成功したら、すごく褒めています。トイレトレーニングにつながる絵本を見せてあげたりしながら、トイレをすることが楽しいこと。というイメージをつけてあげています。
A.朝一、トイレに座らせてみるとこから始めてみてます。その時たまたま成功したら、すごく褒めています。トイレトレーニングにつながる絵本を見せてあげたりしながら、トイレをすることが楽しいこと。というイメージをつけてあげています。
このように、他のママさんパパさんの様々なご意見を伺うことができ、大変参考になります。悩みを打ち明けて、共感してもらうことで気持ちが楽になることもありますし、積極的に発言しなくても、他の保護者の方々も同じような悩みを抱えていることを知り、安心できたりするものです。
保護者会のあとは。
保護者会で話がはずんだ後は、そのままランチ会に流れたり、公園で一緒に遊ぶ場合も。その日をきっかけに週末一緒に遊ぶようになったり、一緒にお出かけをするようになったりなど、子育てを共に楽しみ、悩みも共有できる仲間作りにもつながる。そうなると嬉しいですよね。
もちろん、積極的にママ友を作りたいと思わない方は、保護者会の後はそのまま帰宅してOKです。忙しいママも沢山いるので、悪目立ちすることはないでしょう。自分のペースで参加すれば大丈夫です♪
もちろん、積極的にママ友を作りたいと思わない方は、保護者会の後はそのまま帰宅してOKです。忙しいママも沢山いるので、悪目立ちすることはないでしょう。自分のペースで参加すれば大丈夫です♪
保護者同士の交流における注意点とマナー
保護者会は、保護者同士で子育ての悩みを共有したり、情報交換をしたりと、とても有意義なものです。しかし、スムーズな交流を続けるためには、いくつかの注意点やマナーを心得ておく必要があります。ここでは、保護者同士が気持ちよく交流を深めるためのポイントをご紹介します。
自己紹介してから発言する
初めて会う人が多い保護者会では、自己紹介をすることで、相手の方に自分の名前と顔を覚えてもらうことができます。発言する時は、「〇〇の母(父)です。」と自己紹介してから話はじめましょう。
実は筆者も、緊張のあまりつい自分の名前を言わずに質問をしてしまい、あとから「えーと…誰のお子さんでしたっけ?」と遠慮がちに聞かれて、ちょっと恥ずかしい思いをしたことがあります。
実は筆者も、緊張のあまりつい自分の名前を言わずに質問をしてしまい、あとから「えーと…誰のお子さんでしたっけ?」と遠慮がちに聞かれて、ちょっと恥ずかしい思いをしたことがあります。
多様性を尊重する
保育園には、様々な家庭背景を持つ子どもたちが通っています。それぞれの家庭の価値観や子育て方針を尊重し、お互いの違いを認め合うことが大切です。
例えば、食事や睡眠のリズム、しつけの方法など、家庭によって異なる部分があります。自分とは違う方法を取り入れている家庭を批判したり、出しゃばって自分の方法を押し付けたりするのは止めましょう。
筆者自身も、以前は「育児本にはこう書いてあったから、みんなそうするべき」と思っていた時期がありました。しかし、保護者会で多くの保護者と交流を重ねるうちに、それぞれの家庭に合った方法があることを肌で学びました。今では「こんな方法もあるんだな!」と、新しい発見を楽しめるようになりました。
例えば、食事や睡眠のリズム、しつけの方法など、家庭によって異なる部分があります。自分とは違う方法を取り入れている家庭を批判したり、出しゃばって自分の方法を押し付けたりするのは止めましょう。
筆者自身も、以前は「育児本にはこう書いてあったから、みんなそうするべき」と思っていた時期がありました。しかし、保護者会で多くの保護者と交流を重ねるうちに、それぞれの家庭に合った方法があることを肌で学びました。今では「こんな方法もあるんだな!」と、新しい発見を楽しめるようになりました。